漁師のスコット・トンプソンは、新月の夜、サンタバーバラ海峡で船から落ちました。必死に泳いで船を追いましたがダメでした。それで遠くの石油プラットフォームを目指して暗黒の海を泳ぎました。疲れと寒さで希望を失いかけた時、近くで水しぶきの音がしました。アザラシです。そのアザラシは、彼の体に寄り添い、軽く触れたりして、前進させてくれました。スコットは、5時間かけて泳ぎ切り、あのアザラシは、自分を助けるために遣わされた「天使」だったと語りました。

ヘブライ人への手紙の著者は、天使は「奉仕する霊であって、救いを受け継ぐことになっている人々に仕えるために、遣わされた」と述べます(1:14)。彼は、イエスの偉大さを示し、栄光の天使でさえ、私たちの救いというイエスの目的に仕える存在だと強調します。イエスは「万物を御自分の力ある言葉によって支えておられます」(3節)

私たちを取り巻く目に見えない現実の一つは、イエスの救いを信じた人々を助ける目的で遣わされた天使がいることです。闇が続けば、前進し続けられるだろうかと不安に思うかもしれません。しかし、神は必要な助けを必ず下さいます。主にあって、寄り添い、軽く触れて、前進を助けてくれる誰か、何かを下さいます。