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James Banks

James Banks

ジェームス・バンクス博士は、ノースカロライナ州ダラムのピースチャーチという教会の牧師です。彼と妻には、ふたりの成人した子どもがいます。著書に、「The Lost Art of Praying Together」「 Praying the Prayers of the Bible」「 Prayers for Prodigals」「Prayers for Your Children」があります。

寄稿一覧 James Banks

祈るように促される

聖書に挟んでいたメモだという写真を添付したメールが届き、そこには「以前、あなたのために祈るように促されたことがよくあったのだけれど、なぜかしら」と書かれていました。メモには「ジェームズの心と思いと言葉が守られるように祈る」と書かれ、3つの年が記されていました。

与えられるよう成長する

プレゼントをあげるよと2歳の孫が言いました。箱の中身は、彼のお気に入りのキャラクターのクリスマス飾りです。彼はその晩、私のプレゼントでずっと遊んでいました。それを笑顔でながめていると、昔の思い出がよみがえりました。

警戒円

アフリカのサバンナに生息するガゼルは群れで「警戒円」を描いて休む習性があります。各々が外を向いて円を作り、違った方向を見ます。おかげで、地平線の360度を見渡せ、危険やチャンスを察知できます。互いに自分のことだけでなく、仲間のことも気をつけているのです。

最も安全な場所

巨大ハリケーン・フローレンスがノースカロライナ州ウィルミントンに迫り、娘は避難を決断しました。ハリケーンが進路を変えることを願って、最後まで踏みとどまりましたが、今や急いで重要な書類や写真、所持品など、持ち出すものを選ばなくてはなりません。「避難があんなに大変だとは思わなかったわ。でも、戻ってきた時に何か残っているかどう かなんて、分からないと思ったから」と後に なって語りました。

待つ価値がある

東京の渋谷駅前に、飼い主に対する並外れた忠誠心で知られる秋田犬ハチの像があります。大学教授だった飼い主は渋谷駅から通勤していました。ハチは毎朝、飼い主と一緒に駅まで歩き、夕方、電車が着く頃に出迎えました。しかし、ある日、飼い主は駅に現れません。職場で亡くなったのです。しかし、ハチは自らが死ぬまでの9年余り、毎日、同じ時刻に駅に現れました。雨の日も風の日も、飼い主が帰って来るのを忠実に待ち続けました。

とこしえの愛

メアリー・リーは、体長5メートル、体重1.5トンのホホジロザメです。海面に浮上すると通信衛星で位置を確認できるように発信機が付けられました。2012年からの5年間、誰もがネットで彼女の動きを追えました。ある日、バッテリー切れでしょう。信号が止まりましたが、その時まで4万kmも追跡したのです。

成長して知る

交換留学生としてドイツに行けると聞いた時、私は17歳でした。わくわくしましたが、出発までたった3か月。ドイツ語は全くできません。私は猛勉強を開始しました。何時間も机に向かい、単語を手に書いて暗記するほどでした。

変わらない

最近、私たち夫婦は、同窓会のためにカリフォルニア州のサンタ・ バーバラに行きました。35年前、私たちが恋に落ち、素晴らしい日々を過ごした街です。思い出の場所も訪ねようと、当時、お気に入り だったレストランに行ってみると、全く別の店になっていて、地域の人々に40年も親しまれたと告げる鉄の記念版があるだけでした。私は当時の面影の残る路地を見つめました。かつては、カラフルなパラソルやテーブルが並んでいたのです。

知恵に驚く

娘が「年をとって、お父さんは賢かったって気づいたわ。息子に話をしていると、お父さんから聞いた言葉が口から出てくるの」と言いました。おかしなものです。子育てをしていた頃、私も自分の親に言われたことを口にしていると気づきました。親の知恵に対する見方は、自身が父親になって変わりました。くだらないと思っていたことが、ずいぶん賢明なことだと分かりました。昔は、よく分かっていなかったのです。