ガス欠
私のミニバンには航続可能距離表示があって、ガソリンがなくなるまでの走行距離を予想してくれます。給油なしであとどれぐらい走れるかを正確に知ることは、立ち往生しないために大切なので便利な機能です。
意味を求めて掘る
我が家の新しい子犬ウィンストンは、かむ、寝る、食べるの他、穴掘りをします。真剣に、激しく、取りつかれたように堀って、土まみれになります。この子はなぜこんなに掘るのだろうと考えていてハッとしました。そういえば、私も掘ります。私に幸せをくれそうなものを次々と「掘る」傾向があります。それは、必ずしも悪いものばかりではありませんが、神以外のものに執着すると、泥にまみれながら、もっともっとと夢中に掘ってしまいます。
神はガも造られた
娘が「ぎゃあああ、パパ〜、すぐに来て!」と叫んでいます。とっさに、ガだと分かりました。春になると、ネブラスカの平原からコロラドの山々を目指してガの大群が大移動します。毎年、覚悟していますが、今年は特にひどいものでした。ガは、人間には迷惑ですが、鳥たちにはごちそうです。少し調べてみたところ、この地域に生息するツバメにとって栄養価の高い食べ物だそうです。彼らにとっては、まさに「マナ」です。
力を捨てよ
私は静寂という概念が好きです。「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦(とりで)。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる」(詩46:2)。だから大丈夫、だから心静かにしている、という考えのことです。
キリストが鍵
私たち夫婦は、軽いタッチの恋愛映画が好きです。お決まりのハッピーエンドがいいのです。しかし最近、恋愛に関する甚だ残念なアドバイスに出会いました。それは、愛は感情、幸福感が一番の鍵なのだから、心の赴くままに、というのです。もちろん、感情は大切です。しかし、自己中心の感情論は、結婚生活の基盤にはなりません。
シャロームのエージェント
コロラドスプリングスの教会連合が、2015年、地域に仕える取り組みを始めました。毎年秋に「シティー・サーブ」というイベントを開催し、有志のクリスチャンがボランティア活動をします。数年前、私たち親子は、市の中心部の小学校の担当になり、草引きや清掃をしました。それから金網のフェンスに色のついたテープを巻きつけて山脈に見立てるアート作品を作りました。それは素朴ですが、驚くほど美しい作品です。
より高く
漫画出版社マーベル・コミックスの重鎮スタン・リーは、サングラスをかけた笑顔で知られています。「スパイダーマン」、「アイアンマン」などのスーパーヒーローを生み出し、2018年に亡くなりました。彼は「エクセルシオール」というキャッチフレーズでも有名です。数十年、同社の月刊コラムを必ずこの言葉で締めくくりました。2010年、その意味は「さらに高く、素晴らしい栄光へ前進」だとツイートしました。「エクセルシオール! それが読者に対する願いだから」と。
ただの運転手
習い事が終わった娘が、車中で「パパ、今晩、友だちの家に泊まりに行ってもいい?」と尋ねると、私は言いました。「そうだなあ……パパはただの運転手だから、今晩の予定は分からない。ママに聞いてみよう」
イエスはきよめる
乾燥機の中にシャツを探そうとして、「勘弁してよ!」と叫びました。白シャツにインクの染みが広がり、まるでヒョウ柄です。ポケットを調べ忘れたために、ペンのインクが漏れて洗濯物を全て汚していました。