寄稿者

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Adam R. Holz

Adam R. Holz

アダム・ホルツ氏は、ファミリーフォーカスの運営するメディア・レビューサイトPlugged Inの主任編集者です。Discipleship Journal誌の編集担当者としての奉仕経験もあります。NavPressから出版されたバイブルスタディ本「忙しさにかまけない」の著者でもあります。ホルツ氏の妻は、長老教会で按手を受けた牧師です。夫妻には、水泳、体操、演劇、ピアノ、デザートが大好きな3人の子どもがいます。ホルツ氏の趣味は、エレキギターです。

寄稿一覧 Adam R. Holz

イエスはきよめる

乾燥機の中にシャツを探そうとして、「勘弁してよ!」と叫びました。白シャツにインクの染みが広がり、まるでヒョウ柄です。ポケットを調べ忘れたために、ペンのインクが漏れて洗濯物を全て汚していました。

神に好かれ愛される

親指を立てるフェイスブックのマークが登場したのは2009年です。デザイナーのローゼンスタインは、このマークが「人々が批判し合うのではなく認め合う世界」の一助になることを願いました。ところが、SNS依存を助長する結果となり、嘆いています。

神から賜ったもの

大学生だった頃、合宿で性格診断が話題になりました。私は、自分のことを「管理者型」とか「広報運動家型」と言う友人たちに戸惑いました。そして、「僕は何でも型だよ」と冗談を言いました。

不信仰を助けてください

こう祈った人がいました。「私の信仰はどこにあるのか。どんなに深く掘り下げても、空虚な闇があるだけだ。もし、神がおられるなら、どうか私を赦(ゆる)してください」。これが誰かを知って驚くかもしれません。あの有名なマザー・テレサです。

縁の下の力持ち

ホテルに泊まって朝食に行くと、全てが整っていました。ビュッフェ台には食べ物、冷たい飲み物が揃い、食器もナイフやフォークも、全てが完璧でした。

気晴らしと安らぎ

電源を切ってスマホを机に置きました。矢継ぎ早に現れる画像や意見、通知に疲れたのです。しかし、またすぐ電源を入れました。なぜでしょう。

水に流すという選択

道路は凍っているようには見えなかったのですが、運転していた小型トラックがスリップして左右に大きく揺れました。そして蛇行すると、5メートルの崖から宙を舞いました。私はとっさに「飛んでる! すごいぞ! でも死ぬんだな」と思いました。次の瞬間、車は斜面に衝突し、下まで転落しました。私は運転席から這い出ました。かすり傷一つなく。

第一に

一日が走り出しました。ベッドから飛び起き、その日の仕事に取り掛かります。子どもたちを学校に送って職場に行き、すごい勢いでやることリストを作りました。仕事とプライベート両方のすべきことが、雪崩のように襲ってきます。……13.雑誌記事の編集、14.事務所の掃除、15.戦略会議、16.ブログの更新、17.地下室の掃除、18.祈り。ここまで来て、神の助けが必要だと思い出しました。しかし、これほど追い詰められるまで、自分の勢いだけで頑張っているとは気付きませんでした。

アンバサダー

企業はネット時代の熾烈(しれつ)な競争を勝ち抜こうと知恵を絞っています。例えば、米国のスバルです。スバルの車に乗る人は、リピーターになることで有名です。そこでスバルは、自社製品の愛用者を「アンバサダー」に任命する制度を作りました。ウェブサイトによると「スバル・アンバサダーはスバル車について無償で熱く語り、スバルというブランドの将来の一翼を担う選ばれた人たち」ということです。会社は、スバル車に乗っていることが自分らしさの現れという人、その喜びを誰かに話したくてしかたがない人を求めているのです。