寄稿者

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Alyson Kieda

Alyson Kieda

アリソン・キエダ氏は、35年余りの編集経験の持ち主で、デイリーブレッドの編集者として10年以上奉仕しています。キエダ氏は子どものころから物を書くのが好きで、デイリーブレッドの寄稿者の一員に加わったことを大いに喜んでいます。キエダ氏には成人した子どもが3人おり、今は孫が増えている最中だと言います。キエダ氏の趣味は読書、森林散策、そして、家族と過ごすことです。キエダ氏の母親が他のデボーション誌の寄稿者だったこともあり、母親と同じ道に進めて幸せだと語ります。

寄稿一覧 Alyson Kieda

父の記憶

記憶の中の父は、外で庭仕事か大工仕事、または面白そうな道具のあふれた地下の作業部屋で働いています。父の手はいつも休みなく何かを作っていました。車庫やデッキ、鳥小屋を建てたり、鍵を切ったり、装飾品やステンドグラスのデザインもしました。

神は耳を傾ける

ダイアンは祈祷会で、人々が家族の病気や悩みごとについて祈って欲しいと頼んでいるのを聞いていました。実は彼女には、何年も依存症に苦しむ家族がいますが、その話はしません。今までに散々、嫌な顔をされたり、根掘り葉掘り聞かれたり、意見を言われてきたので、この話はしない方が良いと考えています。そういう人たちは、クリスチャンが依存症になることに納得できないのです。

申し訳ない

マックギーは冤罪で4年間服役しました。コリンズが2005年にある報告書を改ざんしたためです。無罪が証明されたのは、すべてを失った後でした。彼は復讐を誓いました。一方、コリンズは多数の報告書を改ざんしたことが発覚して解雇され、服役しました。ふたりは各々、刑務所でキリストと出会いました。

獣に尋ねてみよ

孫たちが保護されたハクトウワシに見とれていました。触らせてももらえました。私は、ワシを腕に乗せた動物園のボランティアの説明に驚きました。雄のワシは翼を広げると約2メートルにもなりますが、骨が空洞なので、体重は3.6キロしかありません。

疲れてしまったとき

正しいことをすると、すごく疲れる場合があります。良かれと思ってしたのに「こんなことをして何になるのか」という結末です。最近、友人を励まそうと、よく祈り、よく考えてメールをしたのに、心無い返事を受け取って、そう感じました。「なぜこんなに誤解されるのか」と憤慨し傷つきました。

神の思いやり

幼い孫たちは、自分で着替えることを楽しんでいます。時にはシャツを後ろ前に着たり、弟の方は、靴を左右逆さに履いたりすることが多いのですが、間違いを指摘することは、私にはできません。孫たちの無邪気さが可愛いのです。

理由を知るイエス

ある程度回復したものの完治には至らず、病気と闘っている友がいます。依存症から立ち直ったものの、過去の失敗を後悔して自己嫌悪と闘っている人もいます。神はなぜ、一遍に解決してくださらないのだろうと思います。

いかなることがあっても

人生には、荒波が押し寄せることも、奇跡が起こることもあります。捕囚の民となった3人の若者も例外ではありません。巨大な金の像を礼拝せよと命じられたのです。しかし彼らは、火の燃える炉に投げ込まれても、死ぬことになったとしても、絶対に拝まないと宣言しました。「もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、…金の像を拝むこともしません」(ダニ3:17-18)と述べました。

子どものように

女の子が礼拝中、賛美の曲に合わせて腕を振ったり、回ったり、足を上げたり、通路で楽しそうに踊っていましたが、母親は制止することもなく微笑みながら見守っていました。その子を見ていると一緒に踊りたくなりましたが、そうはいきません。子どもの頃のように、自由に喜びや驚きを表現しなくなって、ずいぶん長い時間が経ちました。私たちは成長して大人になり、子どもっぽい行為をしなくなります。しかし、だからといって、喜びや驚きに蓋をしてはいけません。