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Alyson Kieda

Alyson Kieda

アリソン・キエダ氏は、35年余りの編集経験の持ち主で、デイリーブレッドの編集者として10年以上奉仕しています。キエダ氏は子どものころから物を書くのが好きで、デイリーブレッドの寄稿者の一員に加わったことを大いに喜んでいます。キエダ氏には成人した子どもが3人おり、今は孫が増えている最中だと言います。キエダ氏の趣味は読書、森林散策、そして、家族と過ごすことです。キエダ氏の母親が他のデボーション誌の寄稿者だったこともあり、母親と同じ道に進めて幸せだと語ります。

寄稿一覧 Alyson Kieda

心を燃やす

ふたりの消防士が、すすまみれの疲れ切った様子で店に入って来ました。するとウエイトレスが、倉庫火災のニュースで見た人だと気付きました。彼らは一晩中、火と戦っていたのです。彼女は伝票に「みんなのために危険な場所で働いてくださり、ありがとうございました。感謝の印として、今朝の食事を私がごちそうします。心燃やされ、勇気に駆り立てられた行動に、心から敬意を表します」と書きました。

慰め主なる神

病気の子ネコのラダメネスは、飼い主に見捨てられ、保護施設に収容されましたが、そこの獣医に引き取られ、元気になりました。そして、今ではここに住んで、手術後や治療中のネコや犬を温かく見守り、優しく喉を鳴らす音にみんなが慰められます。

園で

父の告別式では、彼が好きだった「祈りの園生(そのう)を」(新聖歌197番)を歌いました。「わが主はわれと歩み ささやき給いぬ 永遠までも汝は われのものぞと」という繰り返しは、父に、そして私に、喜びをくれました。

私を見て!

孫が「おばあちゃん、見て。妖精の踊りよ!」と山小屋の庭を駆け回りました。その3歳の妹に、「あれは、踊りじゃない。走っているだけ」と、兄はツッコミましたが、家族と一緒の休日を喜ぶ少女の気持ちを削ぐことはできません。

SOSを発信する

アラスカの山岳地帯に入植した人の小屋が火事になりました。住民は無事でしたが、極寒の中、避難所も食料もありません。しかし、3週間後、彼は救出されました。上空を飛んでいた飛行機が、黒いすすで雪の上に大きく書かれたSOSの文字に気づいたからです。

悪循環を断ち切る

デイビッドが初めて父に殴られたのは7歳の誕生日。うっかり窓ガラスを割ってしまった時でした。「父は殴ったり蹴ったり、そして後で謝りました。アルコール依存症で虐待を止められなかったのです。」そして、彼も同じてつを踏み、10代、20代の大半を刑務所と依存症専門病院を行き来して過ごしました。自暴自棄になりかけたとき、キリスト教系の治療センターでイエスに救われ、希望を取り戻しました。彼は語ります。「昔は絶望のどん底でした。今は目覚めると先ず、『自我をささげます』と神に向かって宣言します。以前とは真逆の方向に進む努力をしています。」

良書とともに

アイスランドは小さな国ですが、読書家の国として知られています。一年に出版される本を人口で割った数や国民ひとりあたりの読書量は世界で最も多いのです。クリスマスイブに家族や友人たちに本を贈り、夜通し読書を楽しむという習慣もあります。これは第二次世界大戦時に始まりました。現在は、国内の新刊書のカタログが11月中頃に各家庭に届けられます。これは「クリスマスの本の洪水」と呼ばれています。

人生の短さ

病床の父の呼吸が浅くなり、無呼吸の間隔が長くなり、やがて途絶えてしまいました。母と私たち姉妹は、数日後の89歳の誕生日を待つことなく、神が待っておられる天国へ旅立った父を静かに見送りました。父の死は喪失感をもたらしました。実家に父の姿はなく、あるのは思い出と形見の品だけです。しかし、私たちには、再び天国で父に会えるという希望があります。父は神のもとにいると信じているからです。

相談相手が必要

私はピリピリした気持ちで新しい上司の部屋に入りました。前の上司は部下に冷淡で、私たちはよく泣かされました。次はどんな人でしょう。しかし、間もなく、不安は消え去りました。その人は私を温かく迎えて、私のことや、仕事の悩みを尋ねてくれました。そして、話に耳を傾けてくれました。その表情と穏やかな言葉から、本当に相手を思っていると分かりました。彼はキリスト者として、仕事の良き相談相手、励まし役、そして友人になってくれました。