寄稿者

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Anne Cetas

Anne Cetas

アン・セタス氏は、2004年から「デイリーブレッド」の著者として加わり、現在は編集長を務めています。夫のカールとともに都市部の貧困問題に取り組むミッションの顧問をしています。ふたりは散歩とサイクリングが趣味です。

寄稿一覧 Anne Cetas

はっきりとは見えない

友だちのメーガンは乗馬が上手で、馬について興味深いことを教えてくれます。例えば、馬は陸上の哺乳類で一番大きな目をしていますが、視力は弱く、人間より少ない色しか識別できません。そのため、地面にあるものを見分けられないことがあります。例えば棒のようなものがあるとすると、それが安全にまたげるただの棒なのか、それとも危険な大蛇なのか分かりません。そのため、訓練されていない馬は、すぐに怖がって逃げ出してしまいます。

愛の南京錠

恋人たちが永遠の愛の象徴として、自分たちの名前を刻んだ南京錠を門や橋などの公共設備にかける「愛の南京錠」という儀式が、フランス、中国、オーストリア、チェコ、セルビア、スペイン、メキシコ、北アイルランドなど、世界中に広がっています。公共施設を管理する人たちの中には、これは迷惑行為だと言う人がいます。あまりにも多くの南京錠が付けられて、事故にでもなったら大変だと不快に思います。一方で、これは献身的な愛の表現であり、美しい芸術だと捉える人もいます。

神のいつくしみ

ロジャーは災難つづきでした。心臓弁膜症を治療する開胸手術を受けましたが、1~2週間で合併症を起こして再手術となりました。リハビリを始めてようやく回復し始めた頃、自転車で転んで鎖骨を骨折しました。それだけではありません。彼はこの最中に母を亡くすという悲しみも味わったのです。ロジャーは失意のどん底でした。小さいことの中にでも、神を感じたことがありますかと尋ねられて、この時期、そんな風にはとても思えなかったと言いました。

わたしのもとに来なさい

イエスはこの世に住まわれた間、御もとに来るようにと、人々を招かれました。今も招いておられます(ヨハ6:35)。では、イエスと父なる神は、私たちに何をくださるのでしょう。

迷子の羊

ローラは山羊と羊を借りてトラックに乗せました。キリスト降誕劇のリハーサルのためです。動物たちは少しの間バタバタして、頭突きをしたりしていましたが、やがておとなしくなりました。動物を乗せて教会に向かう途中、ガソリンスタンドに立ち寄りました。

拠り所

シンディは「良いお葬式だったわね」と言いました。私たちの共通の友人ヘレンが亡くなり、葬儀では彼女の愉快な人となりが語られ、みんなが故人をしのびました。しかし、ヘレンは愉快なだけではありません。彼女の甥は、彼が問題を抱えた少年だった頃、ヘレン叔母さんが家に下宿させ面倒を見てくれたと言いました。今は立派に成長し、「おばさんは、お母さんのような存在です。僕を決して見捨てませんでした。もしおばさんがいてくれなかったなら、僕は信仰を失っていたかもしれません」と言いました。何という影響力でしょう。ヘレンはイエスを頼って生き、その生き方を甥に伝えたのです。

絶えられない試練

幼い息子を小児ガンで亡くした男性に、ある人が「神は決して耐えられない試練をお与えにはなりませんよ」と言いました。励ましの言葉のつもりだったのでしょうが、言われた方は、耐えられていない自分ゆえに、さらに深く傷つきました。彼は胸を引き裂かれるほど辛く、どうして良いか分かりません。「神さま、私をしっかりと抱きしめてください」と必死でした。

素晴らしい!

出張帰りの山田さんは、子どもたちにお土産を買おうとしましたが、店員は高価な品ばかりを勧めます。「もう少し手頃な物はありませんか」と尋ねると、ケチだと言わんばかりのいやみを言われました。しかし、どんな土産でも子どもたちは喜んでくれます。愛の心で買って帰るからです。もちろん、今回の土産も大好評でした。

思いがけない出会い

神に熱心な青年ドリューは、大きな教会で初めて賛美リードをしました。その教会に長年集っているロイスは、彼に励ましの言葉をかけたいと思いましたが、彼が立ち去る前に礼拝堂の前までたどりつくのは難しいだろうと思いました。それでも人々をかき分けて何とか間に合い、「主を賛美するあなたの情熱を、主に感謝します。良い奉仕をつづけてください」と言いました。戻っていこうとすると、もう何カ月も会っていないシャロンとバッタリ会いました。短い会話の後でシャロンは言いました。「主のためにいろいろしてくれてありがとう。良い奉仕をつづけてください。」感謝を伝えに行って、思いがけず、自分が感謝されることになりました。