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Anne Cetas

Anne Cetas

アン・セタス氏は、2004年から「デイリーブレッド」の著者として加わり、現在は編集長を務めています。夫のカールとともに都市部の貧困問題に取り組むミッションの顧問をしています。ふたりは散歩とサイクリングが趣味です。

寄稿一覧 Anne Cetas

祈る友人

数ヶ月間会っていなかった友人のアンジーと一緒に昼食をとりました。彼女は食事が済むと、メモ帳を取り出しました。そこには、前回会ったときに私が祈って欲しいと頼んだことが書きつらねられていて、彼女はずっと祈っていてくれたのです。アンジーはリストを読み上げながら、何か進展はなかったかと尋ねました。そして今度は、彼女の祈りのリクエストについて、私のほうが話を聞きました。祈り合う友人がいるのは、何という励ましでしょう。

使徒パウロは、自分が奉仕した教会の人々と互いのために祈り合っていました。テサロニケ教会も、そのような教会のひとつです。パウロは、テサロニケ教会の人々の信仰と愛、そして、キリストへの望みについて、いつも神に感謝していました(I テサ1:2-3)。パウロは再会を願って「昼も夜も」祈りました(3:10-11)。神が「あなたがたの互いの間の愛を、またすべての人に対する愛を増させ、満ちあふれてさせてくださ」るようにと願いました(12節)。彼らの心が、神の御前で責められるところのないようにとも祈りました(13節)。テサロニケの人々は、パウロが彼らを心配して祈っていることを手紙で読み、励まされたに違いありません。自分にも神のご臨在と御力が必要だと承知していたパウロは、「兄弟たち。私たちのためにも祈ってください」と頼んでいます(5:25)。

天の父と話したい、と願う心を私たちに与えてくださった神に感謝します。私たちが、誰かの祈りの友になることを学んでいきますように。

こっそり逝ったおじいちゃん

従兄弟のケンは4年もの間、癌と勇敢に闘いました。最後の日には、妻や3人の子どもたち、そして孫たちが、次々に病室にやって来て、特別な別れの時を過ごしていました。ところが、たまたま部屋に誰もいなかった数分の間に、ケンは永遠への旅に出かけて行ったのです。家族のみんながそのことに気づいたとき、幼い孫娘が、かわいらしく言いました。「おじいちゃんは、こっそり逝っちゃったんだね。」

ほんの少し前まで、神はケンと一緒にこの地上におられました。しかし、次の瞬間、ケンのたましいは、神とともに天国に移されました。

詩篇16篇は、ケンが好きだった詩篇です。自分の葬儀では、ここを読んで欲しいと言っていました。詩篇の作者ダビデは、神との個人的な関係ほど貴重な宝はないと語りましたが、ケンもまったく同感でした(16:2、5)。ダビデは、「まことに、あなたは、私のたましいをよみに捨ておかず…」と述べました(16:10)。神を避け所とするならば、死がクリスチャンのいのちを奪い取ることはできません。ダビデは、そのことが分かっていました。ケンであれ、誰であれ、イエスを救い主と信じる人は誰でも、死に捨て置かれることはありません。

イエスが死んで復活してくださったので、私たちもいつの日かよみがえります(使2:25-28、Ⅰコリ15:20-22)。そして、神の右には楽しみがとこしえにあることを知ります(詩16:11)。

最高の人生

数ヶ月前、フロリダに出張した帰りの飛行機の座席は、思いがけず足元のスペースが広い席でした。その上、隣は空席だったのでラッキーです。これならば、狭い場所に縮こまらなくてよいどころか、ゆっくり昼寝ができるかもしれません。

しかしふと、あまり快適でない席にいる同僚たちのことを思いました。何人かに隣の席に来るように誘いましたが、驚いたことにあれこれ理由をつけて誰も移動しません。移動するのはめんどうだし、今の席で十分だと言うのです。

クリスチャンは、もっと大切なことに人を招待しなくてはなりません。招待を受け入れる人も、そうでない人もいるでしょうが、自分はキリストを信じる新しい人生を受け取り、他の人にも同じ経験をして欲しいと願っているのなら、そうすべきです。ヨハネの福音書1章40節を読むと、アンデレは、イエスについて行ったことが分かります。そして最初にしたことは、兄弟のシモンを見つけて、メシヤであるイエスに会わせる、ということでした(41節)。イエスはこの兄弟たちに、キリストを知り、キリストの約束を体験する新しい生き方を示されました。その約束とは次のことです。イエス・キリストの贖い(ロマ3:24)、イエスは決して離れずあなたのそばにいる(ヘブ13:5)、イエスは希望にあふれさせてくれる(ロマ15:13)、イエスは平安を与えてくれる(ヨハ14:27)、そして、イエスはいつまでもともにいてくださる(Ⅰテサ4:17)。

あなたもイエスを信じる輪に加わりませんか。イエスは最高の人生をくださいます。

イエスのように

教会学校の先生が、十戒の第一戒、「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない」(出20:3)について話しました。彼女は「神さまより大切なものを作ってはいけませんよ。お菓子も宿題も、テレビゲームもね」と例を挙げて説明しました。そして、神を第一とするとは、聖書を読み祈る時間を、何よりも優先させることだと教えました。

すると、上級生のひとりが示唆に富む質問をしました。クリスチャンでいるとは、戒めを守ることか、それとも、神が自分の生活全体に関わろうとされていると考えることか、どちらですかと尋ねたのです。

私たちは時々、聖書をルールブックのように捉えるという間違いを犯します。確かに神に従うことや(ヨハ14:21)、聖書を読んだり、祈ったりする時間は大切です。しかし、言いつけを守らなければならないから、これらをするのではありません。イエスと天の御父は互いに愛し合う関係でした。私たちも神と個人的な関係を結ぶと、神と一緒に過ごすことや、神に従うことを強く願うようになります。そして、だんだんイエスに似てきます。ヨハネは、「神のうちにとどまっていると言う者は、自分でもキリストが歩まれたように歩まなければなりません」と語りました(Ⅰヨハ2:6)。イエスは、私たちが従うべき模範です。

どうすれば愛せるのか、どうすれば謙遜になれるのか、また固く信じられるのか。そして、どのように優先順位を決めていけばよいのかなどにについて知りたいときは、イエスを見て学びましょう。そして、イエスに従いましょう。

祈りの力

妹が癌だと聞いたとき、祈って欲しいと友人に頼みました。手術のときは、癌がすべて取り除かれ、化学療法や放射線療法を受けずにすむように、と祈りました。神は、その祈りに「イエス」と答えてくださいました。手術の成功を友人たちに伝えると、ある人は「まあ、うれしい!祈りの力ね」と言ったのですが、私は「神が私たちの祈りに今回は『イエス』と言ってくださって感謝だわ」と答えました。

ヤコブは「義人の祈りは働くと、大きな力があります」と語りました(5:16)。しかし、「働くと、大きな力がある」というのは、熱心に祈れば祈るほど、あるいは祈ってくださいと頼んだ人が多ければ多いほど、その祈りはきかれるということでしょうか。私は今までに、「だめです」とか「しばらく待ちなさい」と神に言われたことが何度もありましたから、この考え方には疑問を感じます。

祈りには力がありますが、その力は不思議な力です。私たちは信じなさい、と教えられました。大胆かつ熱心に、そして辛抱強く祈り、最後には、神のご決断に従いなさいと教えられました。知者である神が答えられたので、それが最善の答えです。「あなたの気持ちを話しなさい」と神が言ってくださること自体が感謝ですし、祈りの答えが何であれ、神が良いお方であることに変わりはありません。

私はオー・ハレスビーの言葉が好きです。「祈りと無力さは切り離すことができません。無力な人だけが本当に祈ることができるのです。…無力さから出る祈りこそが最高の祈りです。」自分が無力であることを認めましょう。

親切な言葉

友人のスコットは、仲睦まじい妻の両親を心から尊敬していたので、ある日、幸せな結婚生活の秘訣をふたりに尋ねました。すると義父のケンは、「お互いをいたわり続けることだよ」と答えたそうです。また別の友人は、私たち夫婦(その他の夫婦にも)に送る手紙の結びにいつも、「お互いに相手を大切にすることを忘れないでね」と書きます。

愛しているので

昨年のクリスマスには、スキーパンツやブレスレット、キンドル(電子書籍を読む機器)など、素敵な品物をもらいました。しかし、一番嬉しかったのは、たくさんの人に会えたことでした。遠方から甥や姪が訪ねてきてくれ、彼らの9人の子どもたちと遊びました。クリスマス・イブ礼拝には、姪夫婦と1歳半の娘と一緒に行きました。また、定年退職した元同僚の奥さんが身体を壊しているので、彼女を見舞いに行きました。

神がご自身を現される

子どもの祈りから、その子の神観が分かります。最近読んだものをふたつ紹介しましょう。「愛する神さま、あなたが『ねたむ神』というのはどういう意味ですか。あなたは何でも持っておられると思っていたのに。」「火曜日にあなたが創られた夕焼けを見るまでは、オレンジ色と紫色は合わないと思っていました。すっごくきれい!」

良い香り

ケイティはリンダに誘われて、教会の中高生の食事会に行きました。彼女は幼いころに少し教会に行っていただけなので、知らない人ばかり集まる教会の食事会に少し緊張していました。けれども、自分の席にカードが置いてあるのを見て気持ちが落ち着いてきました。それぞれの席に、皆が寄せ書きをしたカードが置かれていましたが、飛び入りの自分にも同じように寄せ書きカードが準備されていました。ケイティはメンバーの温かさにじんときました。