無力でも祈り続ける
アニータ・ベイリーは、教会の人から次のようなメッセージを受け取って胸が熱くなりました。「今日、礼拝のあいさつ係をしていると、子どもを抱いた青年が私にハグをしました。一瞬、誰かと思ったけど、ジェイレンでした! 少し立ち話をしたけれど、なかなかの好青年になりましたね!」ジェイレンは、アニータと夫エドの息子です。その人は、非行に走ったジェイレンと、息子のために打つ手がなく途方に暮れていた頃のベイリー夫妻を知っています。結局、ジェイレンは12年間、刑務所暮らしをしました。
神の優れた力
ジョン・ストロープは自著で、彼を肉体的、性的、精神的に搾取し、虐待した強悪な力について語っています。彼は10代でドラッグを使い始め、学校を中退して犯罪に手を染め、どんどん悪の深みにはまり、ついに刑務所行きになりました。しかし、服役していた5年の間に、神の御言葉に心を貫かれるという経験をしました。ジョンは神の御前にへりくだり、キリストの恵みによって、彼を縛っていた圧倒的な悪の力から解放されました。
キリストに似た人
私が子どもの頃、アメリカ人の娯楽は野球でした。私も草野球に興じ、チーム名の入ったジャージを受け取った時は最高でした。私の背番号は9番。背番号は一人一人違いますが、同じユニホームを着れば、同じチームの選手だと分かります。
イエスの祈り
苦境に立った時、「イエス様、私のためにどう祈ってくださっていますか」と心から問いかけたという友人の話は、私の祈りというものに対する理解と実践に新たな一面を加えてくれました。
与えるという賜物
実業家ロバート・ヘイル・ジュニアは、2024年、大学の卒業生1200人に次のような祝辞を述べました。「この困難な時代は、分かち合い、思いやり、与えることが必要だと示しています。(私と妻は)皆さんに二つの贈り物をします。一つは受ける、もう一つは与えるという贈り物です」。そして500ドル入りの二つの封筒が全員に配られました。一つは自分用、もう一つは必要な人への贈答用です。
すごい!
その施設に着くと、みんなが「ワァー!」と声を上げました。そこはミニストリーに携わる人たちが、休養したり、学んだり、交わったりできるようにと、ある人が財を投じて建てた施設でした。キングサイズのベッドを備えたスイートルーム、二段ベッドの寝室、最新機器を備えたキッチン、気持ちの良いダイニングエリアなどが完備されています。フルサイズの室内バスケットボールコートもあります。私たちは「すごい!」を連発しました。
福音のためのリソース
シカゴの中心部で牧師対象の宣教会議があり、立派な会場と宿舎が準備されていました。そこに向かう途中に見た、衣食住にさえ事欠く人々の置かれた環境とは対照的です。この違いは、私たちの伝道計画に含めるべきことを明示しています。つまり、神が福音宣教のために諸教会に与えられたさまざまなものを充当すべき場所についてです。
主にある慈しみの勝利
近代メジャーリーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンは、1947年5月9日、フィラデルフィアのシャイブパークで行われた試合に出場し、10歳の少女ドリスは父親と2階スタンドで観戦しました。ドリスの父親は、高齢の黒人男性が隣の席に座ると、笑顔であいさつしました。試合について語る二人のそばで、ドリスは大人になった気分でした。「あの人の笑顔は忘れられない」と語ります。そこには、白人少女ドリスと奴隷の息子だった黒人男性が語り合うほほ笑ましい光景がありました。
イエスにぴったりの人
エリックは子どもの頃、発疹やいじめや学習困難に苦しみ、少年期に薬物やアルコールを始めました。自称「悪の親玉」は、野球の才能がありましたが、差別によってやる気を失い、ますます薬物に溺れ、売買にも手を出しました。