寄稿者

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Arthur Jackson

Arthur Jackson

アーサー・ジャクソン師はシカゴ地域で28年間、教会の牧師として奉仕した後、2016年秋、夫婦で故郷のカンザスシティーに戻りました。「デイリーブレッド」の寄稿者として奉仕するかたわら、牧師の健全性に寄与する団体であるPastorServeの地域ディレクター、また教会開拓の働きNeopolis Networkのディレクターとしても奉仕しています。

寄稿一覧 Arthur Jackson

霊の健康

トレはスポーツジムの常連で、さもありなんという体型です。広い肩幅、隆々とした筋肉、腕の太さは私の太ももほどもあります。その鍛えられた肉体を見て、彼と信仰の話をしたいと思い、「本気の筋トレは、あなたの信仰と関係がありますか」と尋ねてみました。彼は多くは語りませんでしたが、自分の人生には神がおられると言っていました。打ち解けると、体重180キロで不健康だった頃の写真を見せてくれました。ライフスタイルの変化は、彼の肉体を劇的に変えたのです。

災難に続く道

朝の散歩をしていると、進行方向と逆に駐車している車に気付きました。運転席の人は酔って寝ているようで、危険なことをしている認識がありません。一刻も早く、この状況を変える行動が必要です。私は、やっとのことで運転手を起こし、助手席に移ってもらい、私がハンドルを握って車を安全な場所に移動させました。

心を守る

心臓は心の臓器と書きます。大きさは握りこぶしほどで、重さは約200-400グラム。毎日約10万回拍動し、約7,000-8,000リットルの血液を、体中を巡る全長10万キロの血管に送ります。この重大な任務と膨大な仕事量を考えるなら、心臓の健康が身体の健康の中核を占めていると分かります。良い生活習慣が推奨されるのは、心臓の状態と健康状態が連動しているからです。

聖書のみことばを愛する

美しい花嫁は大好きな父親とバージンロードを歩き出しました。前には生後13カ月のおいがいます。一般的にはリングボーイ(指輪を運ぶ男の子)ですが、彼が運んでいたのは聖書でした。熱心なキリスト者の新郎新婦は、聖書に対する愛をこうして証ししようとしました。聖書の革表紙に男の子の歯形が付いていたのは象徴的でした。キリストを信じる人、そして、キリストを知りたい人にとって、みことばをかみしめることは、かけがえのない行為だからです。

痛みによる祝福

その人は猫背でつえをついていました。しかし、長く続いた牧会は、彼が神の力に頼った証しでした。牧師のウィリアム・バーバー2世は、1993年、背骨の椎骨同士が癒合する衰弱性の病気と診断されました。医者は「別の仕事を考えた方がよいのではありませんか。教会は、身障者の牧師を望まないでしょう」とあからさまに言いました。しかし、バーバー師は、そんな侮辱に負けません。神は彼を牧師として用い続けられただけでなく、社会的弱者の力強い代弁者とされました。彼の声は敬意をもって受け取られたのです。

キリスト者の武具

その若者はベイリー牧師に虐待と依存症の話を打ち明けました。彼はキリスト者でしたが、幼い頃から性虐待を受け、ポルノにさらされていたので、自分では解決できない大きな問題を抱えていました。ですから、必死で助けを求めたのです。

私を用いてください

ジェームズ・モリスは「読み書きはできないが温厚な平信徒」と言われていましたが、神は彼を用いてオーガスタス・トップレディをキリストの救いに導かれました。トップレディは不朽の賛美歌「千歳の岩よ」を書いた18世紀の牧師ですが、モリスの説教を聞いた時のことを次のように述懐しています。「私は、神を信じる一握りの人たちと納屋で会し、自分の名前さえ書けない人の説教を通して、神に近づくことができた。それは確かに神の御業で、驚くべきことだ」

人生の葛藤と深い信仰

土曜の朝のバイブルスタディーに、ある困惑した男性が集っていました。家出娘が戻ってきたのに、彼女の振る舞いのせいで家族の関係がぎくしゃくしていました。別の出席者は、加齢と長患いで不調続きでした。いろいろな病院を訪ね、さまざまな医者に見てもらったのですが、快方に向かうことはなく、落胆していました。その日の聖書箇所は、神の摂理によって、マルコの福音書5章でした。学びが終わると、そこには希望と喜びがありました。

信仰の勝利

定期健診で発疹が見つかった4歳のカルバンは、その場で注射をしてもらいました。そして家に帰りましたが、父親が注射の痕の保護パッドをはがそうとすると、怖くなって泣きました。父は息子をなだめて言いました。「パパが悪いことなんて絶対しないって分かるよね?」彼は、カルバンの父に対する信頼が、テープをはがす怖さに勝るように願ったのです。