神に従う選択
イギリスの日刊紙『デイリー・ミラー』によると、平均的な人は生涯に77万3618の決断をし、その内の14万3262に後悔するのだそうです。この数値がどのように算出されたかは分かりませんが、人生に数限りない決断の時があることは明白です。どんな決断にも結果があり、重大な結末に至る場合もあることを思うと、決断の回数の多さに身がすくんでしまうかもしれません。
キリスト誕生の約束
物理学者のジョン・モークリーは、1962年11月、普通の子どもがパソコンを習得できない理由は何もない、と述べました。これは当時としては驚くべき予測でしたが、私たちはそれが正しかったと知っています。今日、デジタル機器の操作は、子どもが最も早く習得する技能の一つです。
全ての賛美にふさわしい
多くの人はフェランテ&タイシャーは史上最高のピアノデュオだと言うでしょう。息のぴったり合った絶妙な演奏は、手は4本だが心は一つと称されました。その音楽を聴くと、彼らが完璧な作品を仕上げるために多大な努力をしたことが分かります。
準備万端
母は2020年11月27日、95歳で帰天しました。新型コロナウイルス感染症流行の影響で親族や友人が集う葬儀は行えず、代替手段で彼女の人柄を偲びました。私たちは、主にまみえる準備は万端、熱望さえしているという母の信仰に慰められました。自身の生き方が証明するその確かな希望で、彼女は死に向き合うことができたのです。
恐れる理由
小学生の頃、いじめっ子たちが校庭で幅を利かしていて、私のような子どもたちは抵抗できずにいました。恐れて萎縮していると状況は悪化します。「怖いんだろう。お前を守ってくれる人なんて、誰もいないよ」とすごまれるのです。
私は何者か
リンカーン大統領の息子ロバートは、父の死後、かなり時がたっても、父の陰に埋没していました。親しい友人ニコラス・マレイ・バトラーによると、「陸軍長官や駐英国公使、プルマン社の社長に私という人間を求めた人はいない。誰もが望むのは、アブラハム・リンカーンの息子だ」とよく言っていたそうです。
静寂が必要
ウエストバージニア州グリーンバンクは、起伏に富んだアパラチア山脈沿いの小さな町です。何の変哲もありませんが、ある一点だけ違っています。住民142人全員がWi-Fiにつながっていないのです。グリーンバンク天文台の電波望遠鏡は常に作動しているので、これに対する電波障害を防ぐために、近隣ではWi-Fiや携帯電話の使用が制限されています。グリーンバンクは、北米で最も電波が静寂な地域といえます。
犠牲を忘れない
モスクワの聖会に招かれた時のことです。日曜礼拝の後に連れていってもらったレストランはクレムリンの近くで、着くとすぐ、婚礼衣装を着たカップルの行列に気付きました。それは城壁の外の無名戦士の墓に伸びています。彼らは、今日の幸せが誰かの犠牲の上に成り立っていることを心に刻んでいるのです。結婚式の花束を墓前に置き、その前で記念写真を撮る様子は、私には厳粛にさえ見えました。
物語を伝えなさい
リンカーン大統領の息子、ロバート・トッド・リンカーンは、3つの重大事件の現場に居合わせました。自分の父の臨終、そして、ガーフィールド、マッキンリー両大統領の暗殺現場です。