リマインド
その週の行事やミーティングの予定、祈りの課題などを再確認するメールを、インターネットのリマインド機能から受け取る人がよくいます。念押し(リマインド)が必要なのです。
希望は生きる
思いもかけない悲劇に襲われ、人生に亀裂が生じると、人はなぜと問いかけます。最近、十代の子どもを亡くした母親に言われました。「分からなくなりました。信じつづけていけるでしょうか。神のなさることに納得しようとしても、どうしてもできないのです。これはいったい、どういうことなのでしょう。」このような大きな疑問に対して、平易な答えはありせん。しかし、イエスを信頼するなら、希望があります。幸せに浴していても、悲しみに押しつぶされそうだったとしても…。
ハンバーガーを分ける
援助団体を通してチャイルドスポンサーをしている女性が、その子どもを訪問しました。そして一緒にレストランに行き、少年はハンバーガーを、女性はサラダを注文しました。少年の様子から、これがレストラン初体験であることは明らかでした。やがて、彼に大きなハンバーガーが、そしてスポンサーの女性には小さなサラダが運ばれてきました。すると少年は、自分のハンバーガーをナイフで半分に切り分け、手でお腹をさすりながら、「お腹は空いていませんか」と尋ねました。そして、半分のバーガーを食べるように勧めたのです。
木
我が家の裏庭には、雲竜柳の木が20年以上、まるで家の番人であるかのようにそびえていました。庭で遊ぶ4人の子どもたちに日陰を作り、リスには恰好のすみかを提供してきましたが、ついに終わりのときが来ました。春が来ても、冬の眠りから覚めず芽吹かなかったのです。私は木を切り倒し、一週間かけて、大きく成長した幹を扱いやすい大きさに割りました。そのおかげで、木について色々考えることができました。
正義とあわれみ
被告人は裁判長の前に立ち、自分の運命をゆだねます。罪を犯していないなら、裁判所は避け所になります。罪を犯しているなら、処罰が言い渡されます。
まずは私から
私が「メルのノート」と呼んでいるのは、今は亡き娘のメリッサが聖書の欄外に残した短いメモで、みことばを自分の生活にどう適用させるかを記したものです。
後に来る罰
ある牧師のメッセージが地方紙に載っていました。その牧師は、紹介されたばかりの年配の男性と「電力会社で働いていたとおっしゃいましたね」といって会話をつづけました。彼が「ええ、そうです」と答えたので、牧師は、子どもの頃に住んでいた家の敷地内に、その会社のケーブルが通っていたと言いました。男性は「どこに住んでいたのですか」と質問し、牧師が答えると、「その家のことは覚えています」ということでした。「あそこは、ケーブルの警告版で苦労しました。上げても、上げても、子どもたちが撃ち落としてしまいましたから。」牧師が、恥ずかしさで顔を赤らめると、「あなたは、あの狙撃犯のひとりでしたか」と言われました。そのとおりだったのです。
御しがたきを制する
人間はベトナムのミニブタからシベリアキツネにいたるまで色々な野生動物を飼いならすことに成功してきました。テレビコマーシャルで猿に「演技」をさせたり、野生の鹿を訓練して、人間の手から直接餌を食べるようにしたりしました。使徒ヤコブは「どのような種類の獣も鳥も、はうものも海の生き物も、人類によって制せられるし、すでに制せられています」と語ります(ヤコ3:7)。
黄色いレインコート
まず目に留まったのは黄色いレインコートでした。茶色の長い髪をした可愛い新入生に、私の心はときめきました。私は勇気を出して、郷里から届いた手紙を読みながら歩いている彼女に話しかけ、ぎくしゃくしながらも、何とかデートに誘いました。断られるかと思いましたが、驚いたことに承諾してもらえました。