寄稿者

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Dave Branon

Dave Branon

デイブ・ブラノン氏は、Discovery House Publishersの編集者です。これまでに、15 冊の著書を執筆しました。ブラノン氏と妻スーの趣味は、ローラーブレイドです。また、子どもや孫たちとの時間を大切にしています。

寄稿一覧 Dave Branon

自分のものにする

ミッションスクールで教師とクラブのコーチをしていたことがあります。私は、生徒たちが神と人を愛せるように、また、目的意識をもってキリストを映す人生を歩んでいけるように、彼らを指導しようと努力しました。私の目的は、生徒たちが生涯を通して神のために生きていけるように下ごしらえをすることでした。しかしこれは、生徒自身がイエスを信じ、信仰が生きて働く人生を、聖霊に助けられつつ歩もうと決意してのみ可能です。信仰の決心ができなかった生徒は、卒業して良い影響を受けなくなると、軸がぶれて、もがくようになりました。

嘆かせてはいけない

牧師は毎週、会衆の前に立ち、神のみことばを注意深く説明し、キリストを模範とした生き方にチャレンジしましょう、と語りかけます。ところが、簡単に批判の的になります。私たちは時として、牧師のあら探しをします。自分の個人的な見解に捕われて、牧師の良いところを見逃してしまいます。

試練前、試練後

大きな試練に見舞われたあと、信仰者の人生の何が変わるのでしょう。侵入者から家族を守ろうとしたジャマイカ人男性が、誤って18歳の自分の娘を撃って殺してしまったという事件を知って考えました。

戸棚の食べ物

友人のマルシアは、ジャマイカ・クリスチャン聾学校の校長です。最近、重要な見解を示してくれました。「祝福されたスタート」と表題のついたニュースレターには、過去7年間ではじめて、昨年度の繰り越しがあったと書かれていました。この繰り越しとは何だと思いますか。銀行口座に一千ドルの残高があったのでしょうか。いいえ、違います。学校の事務用品が余ったのでしょうか。それも、違います。繰り越したのは、戸棚に残った一カ月分の食糧でした。

31日間の感謝日

米国で使用されている多くのカレンダーを見ると、1月は全国感謝月間です。感謝の気持ちはどこにいても大切ですから、世界感謝月間にすべきかもしれません。

愛と支援

発展途上国の孤児院で働く友人からメールが来ました。「昨日、事務所で仕事をしていると、蟻が床で列を成しているのに気づきました。その列をたどっていくと、何と私たちのいる建物の壁が外側も内側も何万匹もの蟻でおおわれていました。蟻はそこらじゅうにいましたが、幸いにも職員のひとりが駆除を買って出てくれたので、一時間もたたないうちにいなくなりました。ところで、あなたは、お元気ですか…。」

誠実リーグ

私は、誠実リーグの一員です。といっても、実は仲間たちと昼休みに集まって、バスケットボールをしているだけです。反則をしたときは自己申告し、カッとならないように自制し、フェアに楽しくプレーすることを大切にしています。私たちはみんな負けず嫌いな性格ですが、曲がったことをせず正直であるなら、その場のよい雰囲気を維持することができると全員が信じています。

その御名は

孫のマギーはミシガン州のグランド・ラピッズで私たちと過ごしました。そしてミズーリ州の家に戻ったのですが、その後の数日間、家の中を歩き回って、「ミシガン、ミシガン」と嬉しそうに叫んでいたそうです。

ふたつの勝利

またもや、あの人たちが攻めてきました。昔、まだ若い羊飼いだった頃、ダビデはペリシテ人の最強戦士だったゴリヤテと戦いました。石投げを使って戦い、巨人ゴリヤテを絶命させました(Ⅰサム17章)。今やダビデは、イスラエルの王です。ペリシテ人は、ダビデが王になったと聞きました。そこで彼の命をねらって、またもやイスラエルに攻め込んできたのです(Ⅱサム5:17)。