寄稿者

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Dave Branon

Dave Branon

デイブ・ブラノン氏は、Discovery House Publishersの編集者です。これまでに、15 冊の著書を執筆しました。ブラノン氏と妻スーの趣味は、ローラーブレイドです。また、子どもや孫たちとの時間を大切にしています。

寄稿一覧 Dave Branon

逃げ込める場所

小学6年生のバスケットボールの試合で、親たちは大声援を送っていました。小さい妹や弟たちは、廊下で楽しく遊んでいました。すると突然、サイレンが鳴り、警報灯が光りました。火災報知器が作動したのです。幼い子どもたちは驚いて、叫びながら体育館に駆け込み、親を探しました。

彼と出会ったのは1970年代。私が高校の英語教師でバスケットボール部のコーチをしていた時です。ひょろりと背の高い新入生は、私のクラスの生徒になり、バスケ部にも入りました。やがて2人の間には友情が育まれ、その後、編集者として共に長く働きました。私の定年退職の祝賀会では祝辞を述べてくれました。

コーヒー豆の小鉢

私はコーヒーを飲みませんが、コーヒーの香りを嗅ぐと、悲しみと慰めがないまぜになります。娘のメリッサが、自分の寝室にコーヒー豆の小鉢を置いて、心地よい香りを楽しんでいたからです。彼女が自動車事故で17年の地上の人生を終えてから20年近く経ちますが、今でもその小鉢を持っています。それはメリッサがそばにいた幸せな時間を常に思い出させてくれます。

レゴから学ぶこと

毎年750億個を超える「レゴ」が販売されています。世界中の人が、1人当たり約10個購入したことになりますが、これは製作者の粘り強い努力なしには成しえなかったことです。

計り知れない富

火星と木星の間を公転している小惑星プシケの組成は、金、鉄、ニッケル、プラチナなどだと推定されています。お金に換算するなら、途方もない額になるでしょう。この豊かな資源はまだ手つかずですが、米国にはその鉱石の検証を目的とする探査機を送る計画があります。遥か彼方の莫大な富は、興味と欲望を駆り立てます。その宝を求めてプシケに向かおうとする人々がいずれ必ず現れるでしょう。

日だまり

夏の暑い日に4歳の孫のモリーとボール遊びをしました。一休みしようと座って水を飲んでいると、モリーが「見て! 光の水たまりだ」と庭を指して言いました。木漏れ日が暗い地面を照らして、日だまりを作っていたのです。

罪を避ける

この夏、ツタウルシの毒に2度もかぶれてひどい目に遭いました。庭の雑草抜きをしていたときにやられたのですが、その存在には三つ葉の形状から気付いていました。たぶん大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、すぐに間違いだと思い知らされました。ツタウルシのような手ごわい敵を見たら、近寄ることなく、即座に退散すべきだったのです。

十字架の意味

インド中部でキリスト教徒と他宗教の人々の間で緊張が高まったことが20世紀半ばにありました。その時、屋根の十字架を壊すように言われて、3階建ての建物によじ登った若者がいましたが、目的を果たす前に落ちて大けがをしました。病院に運ばれると、同室の患者はキリスト者でした。

ひまわり合戦

近所に生息する鹿は、ひまわりに対して、私と異なる見解を持っています。私は美しい花を愛でたくて種を植えます。しかし、彼らは、花が咲く前に、茎と葉を食べたいのです。私は、4本足の隣人に食いちぎられることなく、ひまわりに満開を迎えさせたいので、両者は毎年、夏の合戦をします。私が勝つときもあれば、彼らが勝つときもあります。