順応というチャレンジ
プロのアメフト選手だったクリス・サンダースは怪我のために引退した後、帰還兵たちを前に講演して、自分は戦闘を経験したことはないけれども、「環境の変化に順応するのは大変だということはよく分かる」と言いました。失業、離婚、重病、または財産の喪失など、人生の重大な変化は、大きな課題を私たちに突き付けます。しかしサンダースは、新しい生活に順応していく秘訣は、自分から助けを求めることだと語りました。
目を上げて
家の近くにハイキング道のある公園があり、そこを散策するのが大好きです。公園の一角には、4千メートル級のパイクス・ピーク(ロッキー山脈)の雄大な景色を背にして、赤砂岩のガーデン・オブ・ザ・ゴッド(神々の庭)のパノラマを見渡せる場所があります。しかし時に私は、悩みを抱えて、うつむきながら歩く自分に気づきます。そして、まわりに誰もいない時は立ち止まって、「デービッド、目を上げなさい!」と声を出します。
本分
ピューリッツァー賞受賞の映画評論家ロジャー・イーバートを偲んで、オクラホマン紙のキング記者が書きました。「名声、栄誉、名士の仲間入り、映画界の大物たちに独占インタビューをするという夢のような環境の中で、イーバート氏は自分の本分、すなわち映画評論を忘れませんでした。彼は、人を動かす情熱と知的探究心で映画を論評しました。」
力を与える賛美
ジョン・フィリップ・スーザは「マーチ王」と呼ばれます。軍楽隊の指揮者であり作曲家で、その作品は、100年以上にわたって世界各地の軍楽隊で演奏されてきました。バージニア・グランド・ミリタリー・バンドの指揮者で音楽史家でもあるローラス・ジョン・シッセルは、交響曲といえばベートーベンというように、行進曲といえばスーザだと評しています。スーザは、音楽には人をやる気にさせ、励まし、奮い立たせる力があると考えていました。
傷心からの再出発
クロアチアの首都ザグレブにある「失恋博物館」には、世界各地から匿名で寄贈された失恋の品が陳列されています。自分を捨てた恋人の家具を壊したときに使った斧があります。ぬいぐるみ、割れた額縁に入ったラブレター、ウェディングドレスなど、心の痛みを切々と伝えるものばかりです。自分の痛手を思い出して涙しながら去る人がいる一方で、決して裏切らないと、抱き合って互いに誓うカップルもいます。
従順という豊かさ
世界中で公営の宝くじのある国は100カ国以上あります。近年のアメリカとカナダの宝くじの年間売上高は9兆円を超えますが、それも世界総売上高の一部にすぎません。一攫千金の誘惑は、宝くじに当たりさえすれば問題が解決するという考え方に、多くの人をいざないます。
すべての世代に
子どもたちが親の信仰を受け継がないこともあれば、キリストをまったく信じていない家庭から、キリストに全き献身を貫く人が出ることもあります。不思議に思えるかもしれませんが、どんな時代でも、信仰は各人が自分で選択するものです。
基になる本
映画『風と共に去りぬ』は、1939年12月15日にアメリカで封切られ、アカデミー賞10部門を受賞しました。興行成績も素晴らしいハリウッド映画のひとつです。原作は半年で百万部を売り上げ、ピュリッツァー賞を受賞し、40以上の言語に翻訳されたマーガレット・ミッチェルの小説です。叙事的な大作映画は、しばしば不朽の文学作品に基づいています。
ハッピーエンド
友人が昔、娘が遊んでいるそばで、アメフトのテレビ中継を見ていたときのことです。ひいきのチームの不甲斐ないプレーにカッとなり、そばにあった物をつかんで床に投げつけると、娘のお気に入りのおもちゃが粉々になりました。友人はすぐに娘を抱きしめて謝りました。そして新しいおもちゃを買い与えて、すべて解決したと思っていました。けれども、自分の行為が4歳の娘をどれほど怯えさせ、その心をどれほど傷つけたか、本当のことは分かっていませんでした。しかし、やがて和解のときが来ました。