寄稿者

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Jennifer Benson Schuldt

Jennifer Benson Schuldt

ジェニファー・ベンソン・シュルツ氏は、2010年に「デイリーブレッド」の著者に加わりました。Our Daily Journey(若者向けデボーションガイド)の著者およびブロガーでもあります。夫ボブとふたりの子どもたちとともに、シカゴ郊外に住んでいます。

寄稿一覧 Jennifer Benson Schuldt

私のもとに来なさい

シャルロット・エリオットは1834年に「ほふられたまいし」(聖歌271)を書きました。彼女は、病気で長年寝たきりだったので、女子の学校の運営資金集めを助けたいと思っても、どうすることもできませんでした。彼女は無力さを嘆き、その葛藤は彼女の信仰を揺るがすほどでした。彼女は「ほふられたまいし」を書いて、自分の疑いに応答しました。彼女の苦悩は、次の歌詞に最もよく表されています。

希望をもたらす贈り物

巨大台風が、2013年にフィリピンのタクロバンを襲い、推定で1万人が亡くなりました。そして生存者の多くは、家や仕事を失いました。物資も乏しく、3か月が経っても復旧はままならない状況でした。そのような時、またも暴風雨がやってきましたが、その中で赤ちゃんが生まれました。悪天候は台風の辛い記憶を呼び起こしましたが、近所の人たちは協力し合って助産師を探し、母親と赤ん坊を診療所に連れていきました。その赤ちゃんは回復してすくすく育ち、住民の苦難の中で希望のシンボルとなりました。

仲介者

近所の人たちみんなで、肘と肘が当たるほどの間隔で山のふもとに立っていると想像してください。稲光が走り、耳をつんざくように雷鳴がとどろきます。炎に包まれた神が、山の頂に降りて来られました。山頂は煙で覆われ、山全体が振動し、あなたも震えています (出19:16-20)

見えない世界

あなたの片手についている細菌の数は、世界の人口より多いことを知っていますか。また、数百万の細菌は、針の穴ほどのスペースに収まることを知っていますか。細菌は、顕微鏡を使わなければ見えないほど小さいものですが、空中や地中、水中のみならず、私たちの体内にも生息しています。私たちは通常、その存在を感じませんが、人と細菌は、互いに常に影響し合っています。

健康のために

有名なデューク大学メディカルセンターの研究者によると、「感謝することが『薬』だったなら、すべての主要な臓器に良い影響を与える特効薬として、世界で最も売れる製品になる」のだそうです。

素晴らしい爆発

ケイティ・デイヴィスは著書「ケイトからキス」の中で、ウガンダに移り住んで、現地の少女たちを我が子として育てている喜びを述べています。ある日、娘のひとりが尋ねました。「ママ、もしイエスさまを心に迎えたら、私は爆発しちゃうの?」ケイティははじめは、そんなことはないから大丈夫と答えました。イエスを心に迎えるというのは霊性の問題だからです。

特別な雨

魚とオタマジャクシ、そして蜘蛛に共通するのは、雨のように空から降って来たことがあるということです。オーストラリアのラジャマヌという町では魚が、石川県七尾市ではオタマジャクシが降りました。クモはアルゼンチンのサンベルナルド山に降りました。科学者たちは、これらの珍しい現象には風が関係していると推測しますが、詳しくは未だ解明されていません。

瀬戸際で

幼い娘は、不安気な表情でプール際に立っていました。まだ泳いだことがなく、水に慣れる練習を始めるところでした。インストラクターが水の中から腕を伸ばして彼女を待っています。それでも娘はためらい、その目には疑問がうかがえました。「ちゃんとつかまえてくれる?」「頭が水の中に入ったら、どうなるの?」

蛇が入った ケース

自然博物館で、赤いほっぺをしたよちよち歩きの子どもが、ガラスケースをパンパンと叩いていました。その中には「ビリー」という名前のいかつい蛇がいて、その小さな女の子をぎょろりと見ながら、ゆっくり動いていました。ビリーの身体は私の腕ぐらいの太さで、茶色と黄色の毒々しい模様でおおわれています。ビリーがケースから出られないのは分かっていますが、怖そうなへびが幼い子の近くにいるのですから、私はぞっとしてしまいました。