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Joe Stowell

Joe Stowell

ジョーストウェル氏は、ミシガン州のコーナーストーン大学の学長です。Jesus Nation(「イエスの民」邦訳なし)をはじめとする数多くの著書も執筆しています。妻マーティとの間に、成人した3人の子どもと孫が数人あります。

寄稿一覧 Joe Stowell

永遠の親友

私が大切にしているアドバイスのひとつは、「ジョー。良き友は人生最大の宝だよ」という父の言葉です。そのとおりです。良き友は、いつも私に配慮してくれ、人生の喜びも苦しみも進んで分かち合ってくれます。

愛に満ちた存在

私たち夫婦が親しくしているシンディが癌だと診断され、心が沈みました。シンディは明るい人で、出会う人すべてを祝福していました。彼女が小康を取り戻したときは夫婦で喜びましたが、癌は数ヵ月後に再発し、すさまじい勢いで彼女をむしばんでいきました。それは早すぎる死でした。

平時の神

神が凄いことをされたという証を聞いて、心が揺れるときがあります。祈りがきかれたことをともに喜ぶ一方で、自分には最近、驚くような神の御業が無いなぁと思ったりします。

偉大な文学

偉大な文学の条件は、読者を変えられるかどうかだという論評に、最近出会いました。この観点から見ると、聖書は常に偉大な文学です。

心のチェック

通勤電車には、「隣の席の知らない人には話しかけない」など、暗黙のルールがあります。シカゴに通勤していた頃、このルールに従うのは本当に大変でした。私は新しい人と話をすることが大好きなのです。しかし、そんなルールに従いながらも、その人の読んでいる新聞のページをちらりと見れば、その人のことが推察できると思います。経済、スポーツ、政治、コラム…。彼が最初に開くページは何でしょう。それによって、どの分野に興味があるか分かります。

最高の時はこれから

私たち家族にとって、3月は単に冬の終わりというだけでなく、大学バスケットボールの季節です。これは「3月の熱狂」と呼ばれ、事実、私たちのような熱狂的なファンは、テレビで試合を観戦してお気に入りのチームを応援します。早めにテレビをつければ解説者が試合の見どころを語っていますし、選手たちが身体をならしたり、シュートの練習をしたりしているところを見ることもできます。

スコアボードを消して

友人のボブは息子の結婚披露宴で、新郎新婦に温かい言葉をかけました。また近くのサッカーチームのことを例えに、助言もしました。そのチームのコーチは、試合に負けたくやしさを忘れないように、負けた試合のスコアボードを一週間、消させなかったそうです。ボブは言いました。「それは、サッカーには良いかもしれないけれど、結婚生活には使えない作戦です。相手に気分を害されたり、がっかりさせられても、そのことを何度も蒸し返さないように。スコアボードは消してしまいなさい。」 これは賢明な助言です。

今年かもしれない

父は牧師で、新年最初の日曜日には、キリストの再臨のメッセージをしました。よく引用したのは、テサロニケ人への手紙第一4章です。その礼拝説教の要点はいつも同じで、「今年がイエス再臨の年かもしれません。あなたは主イエスに会う準備ができていますか」でした。「この話が本当なら、自分はイエスといっしょに行けるだろうか」と考えながら、その話を聞いたときのことを覚えています。私は6歳で、自分の両親は天国へ行くと確信していました。そして、自分も行きたいと思っていました。それで、父が帰宅すると、どうすれば絶対に大丈夫なのかと尋ねました。父は聖書を開いて、いくつかのみことばを読んでくれ、私には救い主が必要だと言いました。自分は罪を犯す、ということを納得するのに時間はかかりませんでした。それでその日、父に導かれてキリストを信じました。このときのことを心から父に感謝しています。救いの真理を、私の心に植えてくれたからです。

すべての人に合う

子どもの頃、私はクリスマスを堪能しました。ツリーの下に置かれたプレゼントは、どんなおもちゃだろうとわくわくしました。それなのに洋服だったときは、がっかりでした。そんな私に昨年のクリスマス、子どもたちが派手な靴下をくれました。「すべての人に合うサイズ」でしたから、私にもぴったりでした。