子どもの頃、私はクリスマスを堪能しました。ツリーの下に置かれたプレゼントは、どんなおもちゃだろうとわくわくしました。それなのに洋服だったときは、がっかりでした。そんな私に昨年のクリスマス、子どもたちが派手な靴下をくれました。「すべての人に合うサイズ」でしたから、私にもぴったりでした。

この「すべての人に合う」という言葉は、クリスマスの最高の贈り物、すなわち「イエスはすべての人のため」という知らせを連想させます。この事実は、賛美する天の軍勢が初めに招待したのが、社会の最下層にいた羊飼いだったことから分かります。そして、富と力のあるVIP級の博士たちが星に導かれてイエスを拝しに来たことで、この知らせの信憑性はさらに高まりました。

イエスが宣教を始められた後のある夜、ユダヤの有力な議員がやって来ました。その人との会話の中で、イエスは「信じる者がみな」招かれていると言われました。ただキリストを信じるだけで、永遠のいのちが与えられると言われました(ヨハ3:16)。

社会に見過ごされた貧しい人、または、有名で幸運な人のためだけにイエスが来られたなら、私たちの多くには無縁な話でしょう。しかしキリストは、経済状況や社会的な地位とは関係なく、みんなのために来られました。まさしく「すべての人に合う」贈り物です。