自分自身を見る
自分の姿を映して見ることができるのは、昔は水溜りや川など、ごく限られた場所でした。しかし、鏡が発明されて状況は変化しました。時代が下り、カメラが発明されると、自分の姿を映すことに関する強い関心は高まりました。写真は人生のあらゆる時の自分の姿を、そのまま保存することが可能です。これは家族の成長を記録するアルバム作りには良いのですが、心の健康にとってはどうでしょう。カメラに写る自分の姿に気を取られていると、外見ばかりが気になって、内側を吟味することをおろそかにしがちです。
姿を消す
私の住む地域では、草花が土の下で身を守り、再び地上に出るのを待つ季節になりました。植物は、雪が降ったり地面が凍ったりしないうちに花を散らして地中に引っ込み、休息し、エネルギーをたくわえて次の開花に備えます。死んだように見えるかもしれませんが、冬眠中なのです。雪や氷が解けると再び顔を出し、天に向かって伸びていき、鮮やかな色と甘い香りで創造主に挨拶します。
霊の定期検診
病気の早期発見のために、定期検診が奨励されます。霊の健康状態も同様なので、最も大切な戒めとイエスが言われたみことばに照らして調べましょう(マコ12:30)。
暗闇を突き通す
大学生の時、初めてそれを見ました。凍てつく晩秋の夜、友人たちと大声でしゃべりながら、干し草を積んだトラックの荷台に乗って、街の灯りから遠く離れたところを走っていました。突然、空が明るくなり、地平線に光の帯が現れ、感激しました。
年齢は関係ない
デイブ・ボーマンは、50年間続けてきた歯科技工の会社の経営から勇退するつもりでした。糖尿病を患い、心臓手術もしたことでその決心は固まりましたが、スーダン難民の話を聞いて、5人の青年のスポンサーとなりました。そのことが、彼の人生を大きく変えました。
静かな働き者
細菌に感染すると、1940年代以前ならば、死に至ることさえありました。しかし、ペニシリンの発見は医療を飛躍的に前進させました。ペニシリンは有害な細菌を滅ぼし、数えきれない人命を救いました。ペニシリンの可能性に着目し実用化に貢献した人たちは、1945年にノーベル賞を受賞しました。
借方と貸方
夫が地元の大学で会計学を教えていたとき、何点くらい取れるかしらと思って、面白半分で試験を受けてみましたが、結果はさんざんでした。私の答えはみな間違いでした。そもそも、簿記の基本的な概念を正しく理解していなかったからです。借方と貸方を全く取り違えていました。
誰のゴミ?
浜辺に落ちていた空瓶を拾って、5メートルほど離れたゴミ箱に投げ入れながら、私は「たったこれだけの距離なのに、ゴミを捨てに行かないなんて…」と夫に愚痴を言いました。「他人のことを考えずに浜辺を汚して、何様のつもりかしら。観光客の仕業であって欲しいわ。地元の人間が自分たちの浜をこんな風に扱うとは考えたくないもの。」
砂漠地帯
乾燥、砂ぼこり、危険。砂漠、それは水分が非常に少なく、人の生活に適さない場所です。その地で生きていくことは困難で、好き好んでそれを選ぶ人はありませんが、別の選択肢がない場合もあります。