寄稿者

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寄稿一覧 Kenneth Petersen(ゲスト寄稿者)

変わることのない神

灰色の地面に残された靴跡の象徴的な写真があります。1969年、宇宙飛行士バズ・オルドリンが月面に残したものです。それは今もそのままの可能性が高いと科学者は語ります。月には風も水も無いため、表面が浸食されないからです。

心の在りどころ

ウィスコンシン州ミドルトンに行くことがあったら、国立マスタード博物館を訪れてはいかがでしょう。マスタードなどどれも同じだと思う人には驚きです。世界中の6090種類ものマスタードが展示されています。テキサス州マクリーンには有刺鉄線博物館があります。これほどの情熱を金網に燃やす人がいることに驚くかもしれません。

共感する神

エモリー大学の研究者らは、MRIを用いて孫のいる女性の脳を調べ、共感度を計りました。自分の孫、自分の成人した子、他人の子どもに対する反応を比べた結果、我が子よりも孫に対して、共感度が高いと分かりました。その要因は「かわいさ」だそうです。つまり、自分の孫は、大人の我が子より「かわいい」のです。それは当然だと言う前に、この調査をしたリリング博士の言葉に耳を傾けてください。「おばあちゃんは、孫が笑っていると、その子の喜びを感じ、孫が泣いていると、その子の心の痛みを感じます」

話しかける神

知らない番号からの電話を、通常どおり留守番電話に切り替わるままにせず、出てしまいました。すると、電話の主は聖書の一節を伝えてもよいかと丁寧に尋ねました。そして、黙示録21章3-5節を読んで、神があなたの目から涙をことごとくぬぐってくださると言い、イエスが私たちの保証であり希望だと話しました。私もイエスを信じていると伝えると、彼は伝道目的ではないので、一緒に祈ろうと言いました。そして、神の力と励ましが私の上にあるように祈ってくれました。

聖書を学ぶ

最初は1877年にカナダのモントリオールで、続いて1898年にはニューヨークで、それは始まりました。1922年までには、北米の約5千カ所で、子供の夏季聖書キャンプが開かれるようになりました。これが、バケーションバイブルスクール(VBS)の前身です。VBSの先駆者たちは、若者が聖書を知ることを強く願っていました。

イエスを見る

生後4カ月のレオは、生まれつきの視覚障害があって、両親の顔を見たことがありません。しかし、特別な眼鏡が処方されました。父親が投稿したビデオを見ると、その眼鏡を初めて掛けたレオの目は、焦点が徐々に合っていきます。そして、初めて母親の顔を見るや、満面の笑みがこぼれました。かけがえのない瞬間です。

あなたはどなたですか?

ルイス・ロドリゲスはコカインを売って16歳で服役し、成人すると今度は殺人未遂で無期懲役となりました。しかし、神はその只中で彼に語られました。ルイスは、信仰深い母に連れられて教会に通っていた少年時代を思い出し、神に捕えられたと感じて、己の罪を悔い改めキリストを信じました。

人生の意味

ローマ兵マルクス・ルーファスは、アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編小説の登場人物です。マルクスは「秘密の不死の川」の水を飲みましたが、やがて、不死は思ったほど良くないと気付きました。人生は限りあるからこそ意義があると分かったのです。実際、人生に意味を与えるものは死です。マルクスは、解毒剤となる清い水を飲みました。そして、いばらのとげで手を引っかくと、1滴の血が滴り、彼が死を取り戻したことを示しました。

神の愛

カリフォルニアの実業家、フレデリック・レーマンは、1917年、経済的な大打撃を受ける中で賛美歌(新聖歌31番または教会福音讃美歌24番)を作詞しました。最初の2連はすらすら書けましたが、3連で行き詰まりました。彼は、刑務所の壁に書かれていたといわれる昔の詩を思い出しました。神の愛を深く悟った囚人が壁に刻んだものです。その詩は、偶然にも彼の詩と同じ拍だったため、それを採用しました。