寄稿者

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寄稿一覧 Kenneth Petersen(ゲスト寄稿者)

神に献げる

ジャドソン・バン・デーフェンテルは美術教師になりました。しかし、教会での働きに感心した人たちが伝道者になるべきだと言い、彼も召命を感じました。でも美術教師の仕事が大好きなのです。彼は葛藤の末、次のように記しました。「ついに、人生の転換点が来た、私は全てを献げた」と。

赦して忘れる

ジル・プライスは超記憶症候群で生まれました。自分に起こった出来事を細部まで全て覚えていて、頭の中で正確に再生する能力があるのです。

灰の代わりに頭の飾りを

コロラド州のマーシャルで発生した州史上最悪の火災の後、ある団体が被災者の大切な物を探し出す活動をしました。しかし、被災者たちの願いもむなしく、ほとんど何も見つかりませんでした。ある男性は静かに結婚指輪の話をしました。2階の寝室の鏡台の上に置いたそうです。家は焼失し、中の物は焼けるか溶けるかして、地下室のあった辺りでがれきになっています。寝室があった辺りを捜索班が探しましたが、成果はありませんでした。

秘められた傑作

台湾の国立故宮博物院は世界屈指の中国美術の収蔵を誇ります。作家のアーサー・C・ブルックスは、そこで「まだ着手されていない作品と聞いて、何を想像しますか」とガイドに尋ねられたと『アトランティック』誌に書いています。「真っさらなキャンバスかな」と答えると、「別の見方も可能です。傑作はすでに存在していて、芸術家の仕事はそれを表出させることかもしれません」と言われました。

最もなさそうな

ハリウッド映画のスパイは高級スポーツカーを乗り回すかっこいい人ですが、実際は真逆だと元CIA長官のジョナ・メンデスは語ります。スパイは影が薄いそうです。平凡で目立たなく、人の記憶に残らない人が望ましいと言います。最高の諜報(ちょうほう)員は全然それらしくない人です。

千の光

アラバマ州北西部のディズマルス渓谷は人気の観光地ですが、特に5月と6月、ツチボタルがふ化する季節には多くの人でにぎわいます。ツチボタルは、夜、青白く光ります。無数の光の集合体が、息をのむような光景を作り出します。

変わることのない神

灰色の地面に残された靴跡の象徴的な写真があります。1969年、宇宙飛行士バズ・オルドリンが月面に残したものです。それは今もそのままの可能性が高いと科学者は語ります。月には風も水も無いため、表面が浸食されないからです。

心の在りどころ

ウィスコンシン州ミドルトンに行くことがあったら、国立マスタード博物館を訪れてはいかがでしょう。マスタードなどどれも同じだと思う人には驚きです。世界中の6090種類ものマスタードが展示されています。テキサス州マクリーンには有刺鉄線博物館があります。これほどの情熱を金網に燃やす人がいることに驚くかもしれません。

共感する神

エモリー大学の研究者らは、MRIを用いて孫のいる女性の脳を調べ、共感度を計りました。自分の孫、自分の成人した子、他人の子どもに対する反応を比べた結果、我が子よりも孫に対して、共感度が高いと分かりました。その要因は「かわいさ」だそうです。つまり、自分の孫は、大人の我が子より「かわいい」のです。それは当然だと言う前に、この調査をしたリリング博士の言葉に耳を傾けてください。「おばあちゃんは、孫が笑っていると、その子の喜びを感じ、孫が泣いていると、その子の心の痛みを感じます」