寄稿者

すべて見る
Marvin Williams

Marvin Williams

マービン・ウィリアムス氏は、2007年に「デイリーブレッド」の寄稿者として加わりました。ウィリアムス氏は、ミシガン州ランシングにあるトリニティ教会の主任教育担当牧師です。妻トニアとの間に3人の子どもがあります。

寄稿一覧 Marvin Williams

キリスト者の支え合い

あるランナーは、ロンドン・マラソンに出場した時、大きなレースは単独で走らない方がよいと学びました。彼は、十分に練習し、完走できると思っていましたが、ゴール直前で疲労のあまり倒れそうになりました。しかし、隣にいた二人のランナーが、彼の腕を両側から支えてくれ、そのおかげでゴールできました。

聖霊がともに

離陸前点検をしていた客室乗務員が、見るからに不安げな乗客に気付きました。彼はそばに行き、通路にかがんで、ノースカロライナ州シャーロットを離陸してニューヨークに着陸するまでに起こることを説明し、「大丈夫ですよ」と声を掛けました。「機内で大切なのはお客様です。気分が悪くなったら駆け付けます。ご安心ください」と言いました。彼の親切な対応は、イエスが語られた聖霊の役割と共通するものです。

王族

米国メリーランド州のロックビルに住むジェイ・スパイツのDNA鑑定は、予想だにしない方向に展開しました。何と彼は、西アフリカのベナンの王子だったのです。まもなくジェイは、その国を訪ねました。飛行機から降り立つと、王族があいさつに来ていました。そして、横断幕に歌や踊り、パレードなどで、盛大に迎えてくれました。

主にあって真実を語る

交通違反をうそで切り抜けている人がいました。彼は「別れた彼女に無断で車を持っていかれた」という作り話を複数の違反で語っていたのです。軽微な違反でも繰り返しうそをついたことで、ついには悪質な反復行為とみなされ、道路交通法違反と偽証罪で起訴されました。仕事でも不法行為をして、何度も懲戒処分を受けていました。この人にとって、うそは抜けない癖になっていました。

イエスに献身した形跡

カリフォルニアの大学の科学者たちが、携帯電話利用者たちのスワブ検査(綿棒で採取した検体の分子検査)を行い、どんなことが解明できるかを探りました。すると、さまざまなことが判明しました。例えば、被験者が、どんなせっけん、ローション、シャンプー、化粧品を使用したか、食べ物、飲み物、薬の摂取、さらには、着ていた服の種類などです。それらは全て、個々の被験者の生活スタイルを示す形跡です。

暴かれる罪

携帯電話の修理店に泥棒が入り、陳列ケースを壊して商品を盗みました。彼は段ボール箱をかぶって防犯カメラから顔を隠していましたが、動いている間に箱が傾き、顔が見えてしまいました。数分後、店主がビデオ映像を見て窃盗に気付き、警察に通報し、犯人は近くの店の外で逮捕されました。この話は、隠れた罪は必ず暴かれることを想起させます。

神の最高傑作

神経科学は脳の仕組みを理解する上で大きな進歩を遂げてきましたが、科学者たちは、脳の理解はまだ初期段階だと認めています。脳の構造、機能の一部、環境に反応し感覚を活性化し、何らかの動きを生成する領域、また、感情をつかさどる領域は分かっています。しかし、これらが相互にどう影響し、行動、知覚、記憶を形成するかはまだ分かっていません。人間は信じられないほど精巧な神の最高傑作で、まだ多くの謎に包まれています。

心を映す言葉

どうすれば悪口雑言を避けられるでしょう。ある高校では生徒たちに「人をおとしめるようなことを学校で言いません」と宣誓させました。その努力は評価すべきですが、イエスによれば、どんな規則も宣誓も悪口雑言を規制できません。

自分自身を救おうとする

ニューヨーク市が以前、「動かず、安全に」と大規模な啓蒙(けいもう)活動をしました。エレベーターに閉じ込められた際の行動を教示するためです。そのような事故に遭遇した人の中には、ドアを無理にこじ開けようとしたり、自力で脱出を試みたりして亡くなった人がいました。最善の行動は、非常ボタンを押して救助隊の助けを待つことです。