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Marvin Williams

Marvin Williams

マービン・ウィリアムス氏は、2007年に「デイリーブレッド」の寄稿者として加わりました。ウィリアムス氏は、ミシガン州ランシングにあるトリニティ教会の主任教育担当牧師です。妻トニアとの間に3人の子どもがあります。

寄稿一覧 Marvin Williams

新しい名で呼ばれる

マーク・ラバートンは次のように書いています。「音楽家の友人から、音楽性豊かだと言われたときは感動しました。そんな風に言われたことは一度もありません。楽器が弾けたわけでも、ソロで歌えたわけでもありません。それなのに、その人に知られ、愛されていると感じました。…私の内にある真実な何かに目を留めてくれたと感じたのです。」

巨人に勝つ

聖書のみことば:Ⅰサムエル記17:33-50

獅子や、熊の爪から私を救い出してくださった主は、あのペリシテ人の手からも私を救い出してくださいます。—Ⅰサムエル記17:37

ワイリー大学は1935年、大学対抗の討論会で南カリフォルニア大学を打ち負かしました。テキサス州の無名の黒人大学が、白人の名門大学の強豪チームに勝ったのです。国の誇る巨人を無名の戦士が破ったという典型的な例です。

古代のイスラエル人がペリシテ人に攻められて危険な状態にあったとき、ダビデという少年が文字通り巨人に勝利しました(Ⅰサム17章)。両軍はエラの谷の両側に展開していました。おそらく彼らは互いを恐れて不安だったのでしょう。代表戦士の戦いによって勝敗を決しようとしました。ペリシテ軍はゴリアテという身長約3メートルの巨人を差し向けましたが、イスラエル軍には彼と対等に戦える勇猛な戦士がいません。ダビデはこの窮状を耳にして、どうかゴリアテと戦わせてもらいたいとサウル王に申し出ました(32-37節)。サウルは気が進まないながらも、彼を行かせることに承知しました。ダビデは、武具として5つのなめらかな石を用意し(40節)、全能の神にゆるぎない信仰をおいて(45節)戦いました。そして、ペリシテ軍の誇る戦士に打ち勝ったのです。

人は誰でも人生の巨人に脅かされています。それは、心配、疑い、恐れ、過ち、罪悪感などです。私たちは、みじめなほどに力も財もないかもしれません。しかし、持てるすべてを持ってきて、ゆるぎない信頼を全能の神に寄せて立ち向かうなら、私たちもダビデのように巨人に打ち勝つことができます。

神は愛される資格のない人を、ご自身の恵みによって自分のものとして愛される。

前進する

私は「アメージング・レース」というテレビ番組が好きです。10組のふたり組の挑戦者が外国に放り出され、公共交通機関や自転車、または徒歩で、ある場所から別の場所を目指し、各々の場所でクリアすべき課題を与えられつつ競争します。そして一番早く目的地にたどり着いた組が、賞金100万ドルを獲得します。

すべてのことを働かせる

妻は素晴らしい蒸し料理を作ります。かたまり肉を薄切りのジャガイモとサツマイモ、セロリ、マッシュルーム、人参、玉ねぎと一緒に鍋の中に入れて、長時間蒸します。6、7時間経つと、家中が美味しそうな匂いでいっぱいです。鍋の中の具材が相まって、個々では成し得ない美味しさを作り出すのです。最初のひと口は最高です。時間はかかりますが、それを待つ甲斐は十分にあります。

美しい調和

大型の肉食動物3頭が、互いに寄り添ったり、一緒に遊んだりというのは、非常にまれな光景です。ところが、ジョージア州のノアの箱舟動物園では、それが毎日見られます。何か月も世話をされず、虐待されていたライオン、ベンガルトラ、黒クマの3頭が2001年、この動物園に保護されました。そのとき3頭を別々に飼うこともできたのですが、「家族のようにやって来たから」との理由で、一緒にしておくことにしたそうです。虐待されているときも、互いの存在が慰めだったようです。この3頭は別々の動物であるにもかかわらず、今でも仲良く暮らしています。

警告

ベビーカーには「折りたたむ前に、子供を取り出してください」、防塵マスクには「酸素は供給しません」、原付きバイクには「使用中には動くので注意してください」という警告文がついていました。聖書の登場人物ナバルにつけるべき警告文は、「愚か者は愚かな行為をするので注意してください」かもしれません(Ⅰサム25章参照)。

礼拝の門

偉大な都市と呼ばれる所に入るとき、門を通ることがあります。例えば、ブランデンブルク門(ベルリン)やヤッファ門(エルサレム)、ダウニング街の門(ロンドン)などです。その目的が防衛であれ、何かの記念であれ、門は内と外を区別します。皆に開放されている門もあれば、限られた人たちにしか開かれていない門もあります。

比べずにはいられない

ハーバード・ビジネス・スクールのデロング教授は、同僚や学生たちが困った強迫観念に捕らわれている、と気づきました。それは、自分を人と比べずにはいられないというものです。どんどんその傾向が強くなっており、企業の幹部、ウォール街のアナリスト、弁護士、医者、また他の専門職の人たちも、自分の成功と他人の成功を比べてばかりいるといいます。教授によると、これは個人にも企業にも良くないそうです。成功の基準が内ではなく外にあると、満足度や献身度が落ちるからです。

登りつづけなさい

リチャードは友人のケビンとザイルでつながれて、ロッククライミングをしていました。疲れ果てて、地面に下ろしてくれと頼むとケビンは、ここまで来てあきらめてはいけないと励ましました。リチャードは空中で中ぶらりになりながら、登りつづける決心をしました。すると驚いたことに、再び岩を捕えられたのです。そしてついに登頂しました。励ましという友人のひと押しが、それを可能にしたのです。