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Nancy Gavilanes

Nancy Gavilanes

ナンシー・ガビラネス氏は、作家、講演者、聖書学校講師であり、ポッドキャストの配信やコーチングも行っています。信仰と希望と愛によって歩み、神から与えられた夢を追い求めるよう、人々の背中を押すのが喜びだといいます。ニューヨーク大学でジャーナリズムの修士号を取得し、ニューヨーク・タイムズ紙をはじめ様々な出版物に寄稿。2014年には、デイリーブレッドの読者向けオンライン・ライティング・コンテストの最優秀賞を受賞しました。現在、デイリーブレッドのVOICESコレクション(本社の販売書籍部門)と探求の書シリーズの寄稿ライター。これまでに5冊の本を執筆し、現在も執筆中。ニュースレター newsletter, 公式サイト AboundingFaith.com, Amazon 著者ページ, SNS Instagram, Facebook, X, YouTubeチャンネル YouTube channel (全て英語のみ)

寄稿一覧 Nancy Gavilanes

すべての民族を愛する

私は中南米出身の愛情深く勤勉な両親のもとに生まれました。二人が将来のために勇気をもってそれぞれの家族の先駆者となり、米国に移住したことを感謝しています。二人はニューヨークで出会って結婚し、私たち姉妹を育て、各々の仕事をしています。

瞬時の祈り

ミシシッピー州の気象予報士マット・ローバンは、2023年3月24日、激しい嵐をレーダーで解析中、巨大な竜巻がエモリー市に襲来しようとしていると気付きました。それでテレビの天気予報の最中に、一瞬、間を置いて、こう祈りました。「愛するイエスよ、どうか住民をお助けください。アーメン」。そう祈るしかない状況だったのです。しかし、この祈りのおかげで避難したと後で語った視聴者もいました。彼の心の込もったとっさの祈りによって、数多くの命が救われたかもしれません。

神の備え

コロンビアのアマゾンで、2023年5月、小型機が墜落しました。搭乗していた13歳から1歳のきょうだい四人は行方不明でしたが、40日後に発見され、世界中が驚きました。この事故で母親が亡くなった後、彼女たちは、機内のキャッサバ粉を持ち出し、木の幹の中に隠れて野生動物を避け、ペットボトルで川の水や雨水をくみ、森の果物や種で飢えをしのぎました。彼女たちは危険な密林で生きる知恵を持っており、神に養っていただきました。

神の家族に接ぎ木される

父の故郷であるエクアドルの農園を数年前に訪れた時のことです。奇妙な木の集団がありました。父の説明によると、彼は少年の頃、いたずら心で落ちていた果物の木の枝を拾って、別の種類の木に切れ目を入れて、大人がするように幹に結び付けたのだそうです。父のいたずらは、その木が予想外の実をつけるまで見つかりませんでした。

あなたの手にあるもの

主に救われ、神に人生をささげてから1、2年後、神が文筆業を辞めるように言われていると感じました。それでペンを置きましたが、神の栄光のために召し出され、再び書く日が来てほしいと思わずにはいられませんでした。そんな荒野の中で励まされたのは、出エジプト記4章のモーセと彼の杖の記述でした。

何歳であっても

テキサス州の81歳の女性2人が、80日間の世界一周旅行をしたと、大きく報道されました。彼女たちは、20年来の親友で、海外経験は豊かでしたが、今回は、全七大陸を制覇しました。南極大陸を出発し、アルゼンチンでタンゴを踊り、エジプトでラクダに乗り、北極では、そり滑りをしました。ザンビア、インド、ネパール、インドネシア、日本、イタリアなど、18カ国を巡り、オーストラリアが終点でした。二人は、年齢に関係なく世界を見て歩こうと皆を鼓舞したかったと言います。

キリストにきよめられる

初めて参加した短期宣教旅行の行き先はブラジルのアマゾン川流域のジャングルでした。ある日、地域の家を訪問すると、珍しく浄水器がありました。濁った井戸水の汚れが数分で取り除かれ、きれいな飲み水に変わりました。私の心にキリストにきよめられるというイメージが浮かびました。

湧き起こる賛美

エチオピアに短期宣教旅行に出掛け、現地の伝道団体に合流した時のことです。苦境に陥りごみ集積場に小屋を建てて暮らす若者たちに福音を伝えに行きました。彼らと出会えて感謝です。私たちは主の御業を語り合い、励まし合い、共に祈りました。月の光のもとで、現地の青年の奏でるギターに合わせて、皆で賛美をしました。それは心震える聖なる体験でした。目下の状況は絶望的ですが、彼らは希望も喜びも失っていません。それをイエスの内に見いだすからです。

霊の遺産

私たち姉妹は10代で、母の信仰が何なのか理解できませんでしたが、彼女の変化は明らかでした。以前より平安で幸せそうで、やがて教会で仕え始めました。母はみことばを慕い求め、神学大学院で学びました。数年後、妹がキリストを受け入れ、主に仕え始めました。その後、私もイエスを信じ、主に仕えました。だいぶ経って、父もイエスを信じました。母がキリストを信じる決心をしたことで、私たちの家族や親族には波及効果が生まれ、各々の人生が変わりました。