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Ruth O’Reilly-Smith

Ruth O’Reilly-Smith

ルース・オライリ・スミス氏は、英国のUnited Christian Broadcasters局のラジオパーソナリティで、現在午前9時から午後1時までの平日番組を担当しています。クリスチャン家庭で育ち、5人兄弟の一番の姉だったルースは、幼いころからイエスが大好きだったと言います。しかし、イエスに心をささげたのは十代になってからでした。南アフリカで生まれ育ち、現在は夫とふたごの子どもたちと英国で暮らしています。趣味は、料理、読書、散歩、そして友人とのコーヒータイムです。

寄稿一覧 Ruth O’Reilly-Smith

聖霊の促し

助けるべきだと思ったが、結局、何もしなかった。そんなことが最近ありましたか。生活の中で感じたことは、主への愛に突き動かされ、信仰の深みに漕ぎ出せという神の招きかもしれないと、クレア・デ・グラアフは著書『10秒ルール』で語ります。つまり、イエスに「やって」と言われたと感じたことを、躊躇せずに行おうという勧めです。

主権者の介入

バーバラは1960年代のイギリスで、政府の養護を受けていましたが、16歳になった時、生まれたばかりの息子サイモンを抱えてホー ムレスになりました。行政の支援は15歳までだったからです。わらにもすがる思いで女王に手紙を書いたところ、何と返事を受け取りました。女王は彼女をあわれみ、家をくださったのです。

弱くても

アン・シーフ・ミラーは1942年、流産をして敗血症になり、危篤になりました。その時、同じ病院に入院中の患者が、新薬を開発した科学者の知り合いがいると言いました。アンの主治医は行政に掛け合い、その薬を提供してもらうと、彼女の体温は一日で正常に戻りました。ペニシリンが、アンの命を救ったのです。

新しい計画

考古学者のワーウィック・ロドウェル博士は、引退の準備をしている時に、英国のリッチフィールド大聖堂で重大な発見をしました。建築業者が工事前の発掘作業のために床を慎重に掘っていたときに、1,200年前のものと思われる大天使ガブリエルの像を発見したのです。博士の引退は延期され、新たな興奮に満ちた多忙な人生が始まりました。

それはそれとして前進

ラジオ局のキャスターをしている友人が賢い助言をくれました。キャスターになりたてで、批判と称賛を同時に浴びて戸惑っていたとき「両方とも、それはそれとしておきなさい」と神が言われていると感じたそうです。つまり、批判から学べることがあるなら学び、称賛は感謝して受け入れる。しかし、そのどちらにも囚われず、神の恵みと力によって謙虚な気持ちで前進しなさいということです。

批判も称賛も、私たちの感情に大きな影響を与えるので、振り回されて過度に落ち込んだり、逆に尊大になったりしてしまいます。箴言は称賛と賢い助言の恩恵について、次のように語ります。「良い知らせは人を健やかにする。…訓戒を無視する者は、自分のいのちをないがしろにする。叱責を聞き入れる者は思慮を得る」(15:30-32)。

叱責を受けたなら、それを糧に益々実力に磨きをかけましょう。箴言は「いのちに至る叱責を聞く耳のある者は、知恵のある者の間に宿る」(15:31)と語ります。一方、称賛は感謝して受け取り、励みにしましょう。謙虚な気持ちで神と共に歩めば、批判と称賛の両方から学ぶことを覚えます。また、両方とも、それはそれとして前進できるようになっていきます(33節)。

変えられ、そして変える

タニとモドゥペ夫妻はナイジェリアで育ち、1970年代に英国に留学しました。神の恩寵(おんちょう)によって救われ、すっかり変えられましたが、リバプールのアンフィールド地区を変える器として用いられるとは夢にも思いませんでした。そこはイングランドで最もひどい人種差別のある貧しい地区です。しかし、神を忠実に慕いつつ地域に仕える中で多くの人々に希望を届けました。彼らは活力あふれる教会を導き、さまざまな福祉事業を運営し、数え切れない人々に影響を与えています。

マナセは12歳でユダの王となり、国を変えました。まず国民を惑わせ、国ぐるみで悪事を重ね、神の警告を無視しました。そこで神は、マナセが捕虜としてバビロンに引かれるままにされました(Ⅱ歴33:1-11)。

マナセはへりくだって神に助けを求め、神は彼を赦してくださいました(Ⅱ歴33:12-13)。王は心を入れ替え、エルサレムの城壁を再建し、宮から異教の神々を取り除き(14-15節)、「主の祭壇を築き、…ユダに命じてイスラエルの神、主に仕えさせた」(16節)のです。国民は王の劇的な変化を目にする中で変えられていきました(17節)。

私たち自身が、神を慕い求めて変えられますように。そんな私たちを通して、地域が変わっていきますように。