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Poh Fang Chia

Poh Fang Chia

ポー・ファン・チア氏は、15 歳でイエスを救い主として受け入れました。同時に、心に触れる本を書きたいという思いを神に伝えました。チア氏は2014年から「デイリーブレッド」の著者として加わり、コピーエディターとしてシンガポール事務所で神に仕えています。

寄稿一覧 Poh Fang Chia

知っていること、行うこと

中国の哲学者、韓非子は人生について、「事実を知るのは易しい。事実に基づいていかに行うか、それが難しい」と考察します。イエスのもとに来た金持ちには、この問題がありました。彼はモーセの律法を知っていて、小さい頃から守っていると言います(マコ10:20)。 しかし、それに加えて何か聞けるかもしれない、と思ったのでしょう。「尊い先生、永遠のいのちを自分のものとして受けるためには、私は何をしたらよいでしょうか」と尋ねました(17節)。ところが、イエスの返答にがっかりしました。持ち物を売り払って貧しい人たちに施し、自分について来なさいと言われたのです(21節)。

お祈りマラソン

祈るという生活習慣は、なかなか大変ではありませんか。大切さを心得ていても、祈りつづけるのは簡単ではありません。神と深く交われたと感じることもあれば、決まった形をなぞっているだけに感じることもあります。なぜ祈りは難しいのでしょう。

イエスは涙を流された

グリム童話の「ガラスの棺」を読んでいると、友人が覗き込んで「うっとうしいタイトルねえ」と言いました。「棺」と言う言葉に反応したのです。人は自分の死の必然性を突き付けられたくないかもしれませんが、それでもみんな、必ず死にます。

誰のために働くのか

ヘンリーは週に70時間も働きました。仕事が大好きで、稼ぎも良く、家族にゆとりある生活をさせていました。いずれは仕事のペースを落とそうと思っていましたが、いまだ実現していません。ある日、彼はビッグニュースを手に帰宅しました。ついに社長に昇格したのです。しかし、家には誰もいません。いつの間にか、子どもたちは成長して独立し、妻も自分のキャリアを見つけていました。家には、この素晴らしいニュースを分かち合う人が誰もいなかったのです。

前向きな繰り返し

あるジャーナリストには、青いペンを使わないという奇妙な癖がありました。ある日、同僚が「買い物に行って来ますが、何か必要なものはありますか?」と尋ねると、ペンをお願いしたいが、「青以外を」と言いました。「青はいらない。青は嫌いだから。青は重すぎる。ボールペンを12本、買ってください。でも、青はいらないから」と言いました。さて翌日、同僚がボールペンを持って来ましたが、なんと全部青でした。説明を求められると、「だって、青、青って何度も言うから。それだけが印象に残っちゃったんですよ」と弁解しました。言葉の繰り返し効果は、てきめんでした。しかし残念ながら、狙った効果の逆でした。

おばあちゃんのレシピ

多くの家には「我が家の味」があります。私は「客家(ハカ)」と呼ばれる中国系の民族に属していますが、客家には「算盤子(そろばんの珠)」と呼ばれる、ぜひ一度は食べていただきたい伝統料理があります。この料理で「我が家の味」を保持していたのは、当然のことながら祖母でした。旧正月に親族で夕食を囲んだ時はいつも、「この料理は覚えなければいけないね」と話し合ったものです。しかし、手ほどきを受けないまま月日が流れ、祖母はもういません。あのレシピは祖母とともに失われてしまいました。

信仰の声

彼女は、あふれる涙をどうすることもできません。疑問や恐怖が大波のように押し寄せてきました。順風満帆だった人生が突然壊れて、全てが変わってしまったのです。悲劇は、色々な形でやって来ます。家族と死別したり、病気になったり、財産をなくしたり、仕事を失ったり…。それは、いつ、誰にでも起こり得ます。

神は返事をなさる

大好きな韓流スターのツイッターを見つけたので、喜んでメッセージを送りました。返信の可能性が低いことは分かっていました。彼女のような有名人は毎日、膨大な量のメールをもらうのですから。でも、やっぱり期待しました。もちろん返事はありません。

無関心にならない

美しいサリーをまとった女性たちは、寄付集めのイベントを主催しました。アメリカ在住の彼女たちは、母国インドにある自閉症の子どもたちが通う学校の窮状を耳にして、心配するだけでなく、自分のこととして受け止め、何とかしようと行動しました。