寄稿者

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Poh Fang Chia

Poh Fang Chia

ポー・ファン・チア氏は、15 歳でイエスを救い主として受け入れました。同時に、心に触れる本を書きたいという思いを神に伝えました。チア氏は2014年から「デイリーブレッド」の著者として加わり、コピーエディターとしてシンガポール事務所で神に仕えています。

寄稿一覧 Poh Fang Chia

真の自由

高校生の美鈴は電車の中で教科書を読んで下線を引いたり、余白にメモしたりしていました。ところが、近くの席の親子の会話を聞いて手を止めました。母親が図書館の本に落書きをしてはいけないと、子どもに諭していたのです。美鈴はペンを片づけました。その子は、自分の本と借りた本の違いが分かる年齢ではなさそうだったので、美鈴を見て、子どもが親の注意を聞かなかったら良くないと思ったからです。

狭い門カフェ

餃子やカレーなどの美味しいものが、台湾、台南市の「狭い門カフェ」にはたくさんあります。入口は幅40センチほどの壁の穴。平均的な体形の人がやっと通れる狭さですが、千客万来です。

ありがた迷惑

インドの自閉症の子どもの学校に、ある企業から寄付があり、条件はないというので、学校はそれを受け取りました。しかし後日、自分たちを理事にして運営に参加させてほしいと言ってきたので、寄付を返却しました。学校はキリスト教主義で、校長は「神のやり方で、神の働きをすることが大切です」と述べました。

賢く生きる

無料の生前葬。そんなサービスを始めた会社が韓国にあります。2012年から現在に至るまで、2万5千人以上が合同生前葬に参加しました。10代の若者もいれば、60代の人もいます。この人たちは、死を考えることでより良い人生を送りたいと願ったそうです。会社の担当者は「人生を振り返ることで、感謝や赦しを呼び起こし、家族や友人の絆を強めます」と語ります。

予期せぬ客

ザックは孤独でした。街中では敵意ある視線を感じます。しかし、すべてが変わった後、キリスト教の有名な牧師となりカイザリヤで奉仕したと、古代教会の指導者アレクサンドリアのクレメンスは述べています。ザックとは、いちじく桑の木に登った取税人のかしらザアカイのことです(ルカ19:1-10)。

自然の恵み

私たちは森の奥にどんどん分け入りました。​1時間ほどすると滝のごう音が聞こえました。足を速めると、灰色の岩の上から大量の清水が流れ落ちる壮観な風景が現れました。中国雲南省の村の仲間たちはピクニックを計画していると言いました。​良い考えでしたが、食べ物がありません。しかし、彼らは森の中に消えて行き、しばらくすると、果物や野菜、魚までも携えて戻ってきました。紫色の小さな花を咲かせた山菜の味は最高でした。

誰が知ろうか

中国のことわざに「塞翁が馬」があります。塞翁の大切な馬がいなくなり、近所の人が気の毒がると、彼は「これが良いことにならないと誰が知ろうか」と言いました。やがて、いなくなった馬が別の馬をつれて戻って来ました。人々が喜ぶと、彼は「これが悪いことにならないと誰が知ろうか」と言いました。息子がその馬に乗り、足を骨折しました。不幸のようでしたが、程なく、村の男たちは皆、戦争に駆り出され、足が不自由な息子は徴兵されず、死なずに済んだのです。

時をいつくしむ

蘇軾(そしょく・蘇東坡とも呼ばれる)は中国の偉大な詩人で随筆家です。流刑の地で満月を見上げ、弟を慕う気持ちを詩にしました。「人には喜びと悲しみ、出会いと別れがあり、月にも満ち欠けがある。古来より、何もかもが完全だったことはない。ならばせめて、愛する人が長生きしてくれて、千里の彼方にいたとしても、この美しい月をともに眺めていたいものだ」と。

手を差し伸べる勇気

アルディはまだ十代でしたが、インドネシアのスラウェシ島から125キロメートル離れた水上の釣り小屋で、ひとりで働いていました。ある日、強風で錨の係留がはずれ、小屋ごと大海に流され、49日間、海上を漂流しました。船舶を見つけるたびにライトを照らして呼びかけましたが、反応はありませんでした。彼が衰弱した状態で救出されるまでに約10隻もの船が通過していたのです。