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寄稿一覧 Tom Felten(ゲスト寄稿者)

主を求めて生きる

消息不明のタイラーの遺骨が家族のもとに届きました。弱冠22歳。薬物の過剰摂取によって死亡したようでした。タイラーは人生の選択を誤り、薬物依存に長く悩まされていました。既に薬物更生施設に入所し、回復プログラムを修了していたというのに……。ところが、衝撃の事実が発覚しました。タイラーは生きていたのです。過剰摂取で死亡したのは別の若い男性でした。タイラーは家族と再会しました。そして、亡くなった人について、「自分もああなっていたかもしれない」と言いました。

辛苦を無駄にしない道

その痛みを無駄にしないでね、という彼女の言葉に、急死した彼女の息子の葬儀を司式した過去を思い出しました。彼女は心の痛みを知っています。同時に辛苦を無駄にしない道があることも実体験から分かっていました。神は、ご自分の栄光のために、また、人を助けるために、それを用いることができるのです。

神に委ねる

ブライアンが心臓病の専門医の診察を受けている間、友人は待合室で祈っていました。1時間以上経って戻ってくると、手にした書類の束をテーブルに広げて深刻な病状と治療の選択肢について語りました。二人は祈りのポイントを話し合い、知恵を求めて共に祈りました。そしてブライアンは「何があっても僕は神の御手の中にある」と言いました。

神の命令を注意して聞く

運転手が突然失神し、60人の生徒を乗せたスクールバスが暴走し始めました。7年生のディロンが、運転席に走って行き、ブレーキを上手に踏んだおかげで大惨事を免れました。他の生徒がスマホに没頭する中、スマホを持たない彼だけが、頭を上げて運転手を見ていました。ブレーキの踏み方を知っていたのは、運転手の動作を何十回も見ていたからです。彼の集中力と迅速な行動が、生徒たちと運転手の命を救いました。

見ようとしない

ヌニェスが滑落した先は、盲人の谷でした。初めの入植者たちの視力を疫病が奪い、その後に生まれた人は皆、生まれつき盲人でした。何世代にも渡って見えない生活をしてきた彼らに、ヌニェスは見えるということを説明しようとしますが、彼らは無関心でした。ヌニェスはようやく谷から出る道を見つけ、村を去ります。峰から眼下を眺めると、岩石流が盲人たちの村に向かっているのが見えました。彼は戻って警告しましたが、人々はヌニェスを無視したのです。これがH.G.ウェルズの『盲人国』という物語です。

進むべき道

スコットとブリーは、聖書の教えに背く生き方を選択した家族や友人に、どのように関わればよいだろうかと悩みました。しかし、聖書を学び祈るうちに、方向性が見えてきました。彼らはまず、その人たちをより強く愛しました。次に、神のご配慮によって彼らに与えられている長所を率直に伝えました。最後に、聖書の教えに沿って優しい気持ちで付き合いたいと伝えました。二人は、キリストの愛を注ぎ続け、時とともに、家族や友人たちと強い信頼関係が築かれました。

創造の御業に神を見る

神を信じられなくなって教会を去って数年後、ケニーは信仰の回復を礼拝で証ししました。きっかけは、神が被造物の構造や美しさを通して彼の心に触れられたことです。神の一般啓示が自然界に見られることに気付くと、神に対する畏怖の念がよみがえり、今では聖書の特別啓示による知恵をしっかり握りしめている、と言いました。彼はそう語ると洗礼のために進み出ました。牧師である彼の父は、涙を浮かべながら息子に洗礼を授けました。

聞き従うべきお方

ダグ・ホワイトは青ざめて管制塔に緊急事態を伝えました。家族で乗ったチャーター機が離陸するや、パイロットが急死したのです。彼は単純な装備の飛行機で3カ月の訓練を受けただけの初心者です。しかし、操縦かんを握り、近くの飛行場の管制官らの指示を注意深く聞いて着陸を成功させました。「家族が火だるまになって死なないように、彼らが導き、救ってくれた」と語ります。

感謝をこめて応答する

生魚と雨水。犬と船旅中だったオーストラリア人のティモシーは、それだけで3カ月間生き延びました。難破船で太平洋をさまよい、希望を失いかけていたところ、メキシコのマグロ漁船に発見され救助されました。「命の恩人の船長と漁業会社に心から感謝しています」と述べました。