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寄稿一覧 Tom Felten(ゲスト寄稿者)

神の命の息

研究者たちの調査によると、小型のトカゲ、ウォーターアノールは、息継ぎなしに20分間も水中にいられるそうです。肌に撥水性があり、潜水すると、気泡を吐きだして鼻先にくっつけ、その気泡の空気を使って息をします。捕まえた空気をリサイクルして呼吸するというのです。こんな特殊技能を持ってはいますが、ウォーターアノールも他の生物同様、生きるために呼吸が必要です。

自画自賛ではなく

古代エジプトのファラオ、ラムセス2世は、自分の偉大さを誇示する多くの建設事業を行い、同時に、幾つもの自分の彫像を造らせました。その一つは、花崗岩の巨象で、高さ約11メートル、重さ83トンもあります。しかし、誇り高きファラオも、年齢には逆らえませんでした。実際、死亡した時、ファラオは虫歯や関節炎、慢性の心疾患に苦しんでいたと推察されます。ファラオの彫像は、長年、持ちこたえました。しかし、あらゆる人間と同様、ラムセス2世は、世を去りました。

御父の愛を映す

スコットランドの宣教師メアリー・スレッサーは、宣教と人道的社会改革の象徴として人々に覚えられています。1848年に生まれ、1876年からナイジェリアのオコヨンに遣わされました。その地域では、双子が生まれると、どちらか一方は悪霊の子だと信じられていました。その結果、多くの双子が、飢えや危険の中に放置され、殺されました。メアリーは、神の愛の心を映して、約40年の働きの中で数百人の危険に瀕した子どもたちを救い、自らも9人を養子に迎えました。

謙虚にささげる

ある人が2人の娘を乗せて小型機を操縦してアラスカ州ソルドトナを出発しましたが、行方不明になり、地元のパイロットたちが捜索に乗り出しました。そのうちの一人テリー・ゴーデスが、数時間後、凍てつく湖に水没しかかっている壊れた機体を発見しました。翼の上には3人が立っています。長時間立ち続けていた3人は、ついに国家警備隊に救出されました。ゴーデスは、時間や労力、燃料等を惜しみなくささげ、彼らの命を救いましたが、謙遜にも「飛行機を最初に見つけたのが、たまたま私だっただけです」と語りました。

神の視点

ハドソン・テーラーは、英国を離れ、中国で福音を伝えていました。活動は大変ながらも順調でした。しかし、1865年、より多くの宣教師を奥地に派遣しようと考えた時、護衛は付けられないので、非常に悩みました。テーラーは、神と格闘するように祈り、次のように記しました。「主は私の不信仰を打ち負かしました。そして私は神に降伏しました。……全ての責任と結果は神にあると認識しました」

惜しみない愛

トッドは、新卒で就職したばかりの弟アレックスを自分の家に下宿させました。初めの半年は、家賃を取らずに。まず経済的な基盤を作れるように配慮したのです。それから数年が経ち、アレックスは家を買うことにしました。売買契約が成立すると、トッドは、「今までの家賃は銀行に預金してある。それを譲渡する」と告げました。決して小さくない額です。アレックスは、惜しみない兄の贈り物に涙しました。

中傷される

強風にあおられて火は燃え広がり、何日も燃え続けました。歴史家タキトゥスは、市民が我が身を守ろうと悲鳴を上げて逃げ惑う、混沌(こんとん)としたローマの様子を記録しています。結局、ローマ市の3分の2近くが焼失しました。皇帝ネロは、キリスト教徒が放火したとうそをつきました。キリスト者を憎んでいたので、災禍の責任をなすりつけようとしたのです。この火災はネロの命令によるものだという噂を払拭するためだったのかもしれません。

神に変えられた心

ポルノ依存の人は、未成年の時にそれを見始めた人が多いといいますが、ラッセルもそうでした。衝動は抑えようがなく、彼の人生をゆがめました。「私は完全にポルノ漬けでした。がん細胞のように、心身に根を張りました」と述べています。しかし、神の恵みによって解放されました。イエスの救いを受け入れ、徹底的に変えられたのです。 「全てイエス・キリストのおかげです。……イエスが私を解放してくださいました」と語ります。

待つ中で生まれる希望

米西海岸に住むアリダは2020年にDNA検査を受け、東海岸に住むある男性とかなりの確率で一致していると分かりました。その後、昔の新聞記事から、その男性は行方不明だったアリダの叔父のルイスだと判明しました。彼は1951年、6歳の時に公園で誘拐されて以来、行方不明でした。しかし、二人のDNA検査のおかげで、ルイスは、70年の時を経て、血のつながった親族と再会したのです。アリダは語ります。「私たちの話が世に出ることで、助けられる家族があるかもしれません。どうぞあきらめないで」