瓜ふたつ
先日、夫を幼少期から知っている女性に会いました。彼女は息子のザビエルを見て「お父さんに瓜ふたつね。目も笑顔も、そっくり!」と言いました。また、ふたりは外見だけでなく、性格もよく似ているとも言いました。その通りですが、まったく同じではありません。
堅固な信仰
ダイアン・ドッコ・キム夫妻は、長男が自閉症と診断され、悲しみに暮れました。彼女の著書『壊れない信仰』によると、愛する息子に対する夢や期待を、現実に合わせて調整することは楽ではなかったと言います。しかし、夫婦は、この経験を通して、神が自分たちの怒りや疑い、不安を受け止められると学びました。息子が大人になった現在、ダイアンは障害児の家庭を支援しています。神は決して約束を破られず、無限の御力と尽きぬ愛でいつくしんでくださると語ります。また、夢や希望、思い描いていた人生を失った時、それを悲しんでも大丈夫と断言します。
日常の中で礼拝を
クリスチャン・カンファレンスに行ったときのことです。朝食バイキングの列に並ぶと、後ろの人が「あなたを知ってるわ」と言いました。どこかで会ったのかしらと考えましたが、たぶん人違いだと思いました。
華やかでない栄光
息子ザビエルが長い間、作り足していった飾りや、母が送ってきた玉飾りを見ながらも微妙な気持ちです。いつもは息子の創造性やその時々の思い出を映すクリスマスツリーの飾りに満足するのに、お店の完璧なクリスマスツリーをうらやましく思うのはなぜでしょう。
チームメイト
フィラデルフィア・イーグルスのクォーターバック、カーソン・ウェンツが大怪我から復帰した時、補欠のニック・フォールズは穏便にベンチに戻りました。彼らはNFLのチームでポジションを争うライバル同士ですが、互いを支え、誇りをもって自分の役割に徹しました。ひとりのレポーターが、彼らの特別な関係に気づきました。相手のために常に祈るという関係です。ふたりは、アメフトのみならずイエスのチームに属するチームメイトだと意識することで、衆目の中で、イエスに栄光を帰したのです。
最高の物をささげる
ホームレスの支援団体で山積みの中古靴を見て驚きました。教会のユースグループが寄付された靴の整理を頼まれたのです。青年たちは、半日かけて使える靴を選びましたが、半数以上は処分しなくてはなりませんでした。再利用するには傷みすぎていたからです。その団体は、人が傷んだ物を寄付するのを止められなくても、それをホームレスに支給しないと決めていました。
登れない壁はない
生徒たちをアスレチックコースに連れて行きました。ハーネスを装着し、2メートル半の壁を登るのです。成功した生徒たちは、ハーネスを信じて下を見ず、登りつづけるように後続を励ましました。ある女の子はバックルを締めてもらっている間も壁を見つめ、「絶対無理」とつぶやきましたが、頑張れと声をかけられ、歓声の中、頂上にたどりつきした。
ラ・プラヤの祈り
夫婦で結婚25周年記念の旅行に行ったときのことです。ビーチで一緒に聖書を読んでいると、行商の土産物売りたちが声をかけてきました。フェルナンドもそのひとりです。熱心に商品を勧めてきましたが、断ったので、笑顔で荷物をまとめ、立ち去ろうとしました。私は「今日、神の祝福がありますように」と彼の背中に言いました。
ともに成長する
夫のアランは、ナイターの野球場で打球を夢中で追いかけ、暗い隅のフェンスに突っ込んでしまいました。その晩、アイスパックを手渡しながら「大丈夫?」と聞くと、「チームの誰かが警告してくれたら、痛い目に遭わなかったのに」と言いました。チームはメンバーが協力すると機能します。フェンスがあると誰かが大声で教えてくれたら、夫はけがをせずにすんだかもしれません。