つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。―Ⅰペテロ4:9
新約聖書の中では、もてなしがクリスチャンの品質保証になっているようです。それは教会リーダーの資質として挙げられ(Ⅰテモ3:2、テト1:8)、愛を示す方法としてすべてのクリスチャンに強く勧められています(ロマ12:13、Ⅰペテ4:9)。しかし聖書のもてなしは、単に友人を家に招いて接待するということ以上に、深い意味を持っています。
つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。―Ⅰペテロ4:9 取材旅行で1月にドイツに行くことになっていたのですが、そのときの宿舎が修道院だと聞いて狼狽しました。冷たいコンクリート張りの床に硬いベッドを置いた、暖房のない粗末な部屋を想像したからです。ところが行ってみると、暖かくて居心地のよい部屋でした。旅仲間によると「修道士たちは、客人をキリストをお迎えするようにもてなすことを旨としている」というのです。修道士自身はこんな快適な生活をしていませんが、それでも彼らは満足です。