キリストの復活を祝うイースターは明るく輝かしいものです。最近ではテーマパークなどでもイベントが開かれ、クリスチャンでなくとも聞き馴染みのある言葉となってきたようです。
一方、イエスが私たちと同じ人間として味わわれた悲哀や苦悩、そして裏切られ、捕らえられ、むち打たれ、十字架に付けられたイエスの苦しみや悲しみに思いを馳せる人はどれほどいるでしょうか。しかしキリストが辿られた受難への歩みの中に、今を生きる私たちへの慰めや励ましが示されているのです。
受難週に合わせた黙想と小冊子を紹介します。真の人として私たちと同じ痛みや悲しみを味わってくださったイエスの愛が、お一人お一人の心の深いところにまで届けられますように。