コミュニティづくり
人とかかわる中で、互いに相手を尊重し、思いやり、赦(ゆる)し合うことを神は私たちに望まれます(エペソ4:32、5:21、Ⅰペテロ5:5)。「私」一人でキリストのからだは構成されていません。「互いに」からだの一部です。
共に仕える
「愛と善行を促すために、互いに注意を払おうではありませんか」(ヘブル10:24)
お互いのために、知らない人のために、何ができるか神に尋ねましょう。提供できるのは、食事、手紙、贈り物、それとも時間でしょうか。弱者がニーズに気付いてもらえたと感じられる場所を作るために、神に託されたものを用いましょう。他者と協力して、みこころを実現しましょう。
共に祈る
「互いの重荷を負い合いなさい」(ガラテヤ6:2)
誰かと祈るとき、自分の具体的な必要についても祈りましょう。心からの祈りは、お互いをよりよく知るきっかけになります。また、祈った人も祈りを聞いた人も共に神を信頼し、御手の働きを見る機会となります。
共に分かち合う
「日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされて頑なにならないようにしなさい」(ヘブル3:13)
他言や否定を恐れず心の内を正直に話せる安全な環境作りに積極的に協力しましょう。互いの成長に貢献できるよう、自分の体験を話し、みことばによって支え合いましょう(Ⅰテサロニケ5:11)。世代を超えた分かち合いは、幅広い経験から深い洞察をもたらします。
共にくつろぐ
「不平を言わないで、互いにもてなし合いなさい」(Ⅰペテロ4:9)
カフェ、映画、ボードゲーム、気軽な会話など、気兼ねなく楽しく過ごせる場所を提供できるように知恵を絞りましょう。
「互いに」愛し合うという教えを実践するために、あなたがコミュニティの人々と共に意識してできることは何でしょう。
近所付き合いや教会の交わりが大切なことは誰もが認めることでしょう。しかし、成熟したコミュニティとは具体的にどういうものでしょう。
【このテーマは今月の以下のエッセーでも取り上げています。】
1日 イエスのもとに共に集まる
8日 町に喜びを
15日 永遠の家で
22日 キリストの共同体