危機の中の平安
◆ エレミヤ書34-36
◆ ヘブル2
教会の役員をしているテッドが、警察官として働いていた頃のことです。ある日、通報を受けて急行すると、自分の生命が脅かされるような事態に直面しました。人を刺した男が、その刃物をテッドに向けたので、仲間の警官は拳銃を発砲しました。犯人は取り押さえられましたが、流れ弾がテッドに当たったのです。テッドは救急車で病院へ運ばれました。そのとき、聖霊による深い平安が、波のように打ち寄せてくるのを感じました。彼の心は本当に平静で、あわてている同僚に落ち着くように言ったほどでした。
信頼できる約束
◆ 詩篇100-102
◆ Ⅰコリント1
世界規模の金融危機の後、アメリカ政府は銀行による手数料や利子の不当請求から国民を守るために、より厳しい法律を施行しました。これに従うために銀行は、一部の方針を変更したということで、私の取引銀行は、それを通知する文書を送ってきました。しかし、疑念は解消されるどころか増しました。そこには「可能性があります」とか「当行の自由裁量権によって」という文言が並び、何も信頼できないということがはっきりしたからです。
霊的パイプライン
◆ エズラ記6-8
◆ ヨハネ21
全長約1,300kmのトランス・アラスカ・パイプラインは、地震頻発地域を通るため、地震対策が必要でした。設計者たちは、テフロンのスライダーを網状に張り巡らし、パイプの下の地面が動いてもショックが吸収されて消滅するように設計しました。2002年、地震が起こり、初めてこの真価が試されました。技師たちは、その結果に大喜びしました。地面は地震で5.5メートル近く横に移動しましたが、テフロンのスライダーが地面の動きに合わせて緩やかに動き、パイプラインは無傷でした。すべての鍵は柔軟性でした。
星の力
◆ Ⅰ列王記6-7
◆ ルカ20:27-47
あなたは天の法令を知っているか。地にその法則を立てることができるか。―ヨブ記38:33
ヨブのように人生の悲劇を体験し、大胆にも神に疑問を投げかけたことは、誰にでもあるでしょう。そんな私たちにとって、ヨブ記の38章は色々と考えさせられます。嵐の中から「知識もなく言い分を述べて、摂理を暗くするこの者はだれか。さあ、あなたは勇士のように腰に帯を締めよ。わたしはあなたに尋ねる。わたしに示せ」(1-3節)という神の御声を聴いたとき、ヨブはどのように感じたでしょう。ドキッとして、息を呑んだことでしょう。自分を蟻のように小さく感じたに違いありません。
答えを忘れてしまった夢
◆ 申命記23-25
◆ マルコ14:1-26
私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを見ました。―ヨブ記42:5
友人は、成人した息子が自動車事故で重傷を負った時、ふたつの仕事を辞めて介護に専念することにしました。その年、30年以上連れ添った妻が、不治の病に冒されて亡くなりました。