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フラフープから学ぶ

子どもの頃、大好きだったフラフープが、また流行っています。当時、私は友だちのスージーと庭の芝生で何時間も過ごし、技を極めようとしたものです。私たちは、どちらが長くフープを回しつづけられるかを競い合いました。今年は、あの頃の思い出に浸ることがよくありました。

イエスのように

教会学校の先生が、十戒の第一戒、「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない」(出20:3)について話しました。彼女は「神さまより大切なものを作ってはいけませんよ。お菓子も宿題も、テレビゲームもね」と例を挙げて説明しました。そして、神を第一とするとは、聖書を読み祈る時間を、何よりも優先させることだと教えました。

すると、上級生のひとりが示唆に富む質問をしました。クリスチャンでいるとは、戒めを守ることか、それとも、神が自分の生活全体に関わろうとされていると考えることか、どちらですかと尋ねたのです。

私たちは時々、聖書をルールブックのように捉えるという間違いを犯します。確かに神に従うことや(ヨハ14:21)、聖書を読んだり、祈ったりする時間は大切です。しかし、言いつけを守らなければならないから、これらをするのではありません。イエスと天の御父は互いに愛し合う関係でした。私たちも神と個人的な関係を結ぶと、神と一緒に過ごすことや、神に従うことを強く願うようになります。そして、だんだんイエスに似てきます。ヨハネは、「神のうちにとどまっていると言う者は、自分でもキリストが歩まれたように歩まなければなりません」と語りました(Ⅰヨハ2:6)。イエスは、私たちが従うべき模範です。

どうすれば愛せるのか、どうすれば謙遜になれるのか、また固く信じられるのか。そして、どのように優先順位を決めていけばよいのかなどにについて知りたいときは、イエスを見て学びましょう。そして、イエスに従いましょう。

オービーの目印

1年で聖書を!
◆ 詩篇13-15
◆ 使徒19:21-41
聖書のみことば エレミヤ書5:21-31
 
主よ。私は、あなたのさばきの正しいことと、あなたが真実をもって私を悩まされたこととを知っています。―詩篇119:75

ゴルフのルールでオービーと言えば、アウトオブバウンズ、つまり、ボールが境界を出て、プレーを続けられない区域に入ったという意味です。もし、その選手のボールがアウトオブバウンズになるなら、彼には1打罰が課せられ、もう一度やり直さなければなりません。

ソロモンの一文

1年で聖書を!
◆ 出エジプト記21-22
◆ マタイ19
聖書のみことば Ⅰ列王記10:23;11:1-10

 
神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間とってすべてである。
―伝道者の書12:13

オンライン雑誌SMITHのテーマは、「物語を語る喜びをともにする」ことです。先日、自分の人生を英単語6個で表現する「自伝」を公募しました。たくさんの応募の中には、「優しい妻、良い息子たち、私は豊か」という明るいものも、「六十歳、未だ両親を赦せず」といった悲しいものもありました。

落ちたジャムトースト

1年で聖書を!
◆ 出エジプト記16-18
◆ マタイ18:1-20
聖書のみことば マタイ5:38-48

 
「自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め」と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、
―マタイ5:43-44

あなたは何者かと問われたなら、「私はクリスチャンです」と答えるでしょう。けれども、キリストに従うことはものすごいチャレンジだ、と思うことも正直なところあります。というのも、イエスはこんなことを命じるのです。迫害されたなら喜びなさい(マタ5:11-12)、もう一方の頬も向けなさい(38-39節)、要求されるものは与えなさい(40-42節)、敵を愛しなさい、迫害する人のために祈りなさい(43-44節)などです。私にすれば、こういう生き方の人は、変な人です。

神の言い分、私の言い分

1年で聖書を!
◆ ハガイ書1-2
◆ 黙示録17
聖書のみことば ヤコブ1:21-27

 
あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、―申命記30:20

孫娘のエリアナが遊びに来ていた日中の出来事を、帰宅した私に妻が話してくれました。エリアナはしばらくおもちゃで遊んでいましたが、別の部屋に行こうとしました。それで、「エリアナ、まずおもちゃを片付けてちょうだい」と、おばあちゃんに注意されました。ところがエリアナは「そんな時間はないの」と、すかさず応えたのです。エリアナはわずか2歳です。スケジュールに追われているわけではありません。

影響の源

1年で聖書を!
◆ ホセア書12-14
◆ 黙示録4
聖書のみことば 使徒4:1-13

 
彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、……驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかってきた。―使徒4:13

ノーベル賞は毎年、様々な分野で並外れた貢献をした人々に授与されます。この人たちは、経済学、物理学、文学、医学、平和活動の分野で先駆的な働きをし、世の中に影響を与えました。これらの人たちにとって、受賞の連絡を受け取るときは、長年の研究や活動の苦労が最高の形で報いられたときです。彼らが世の中に与えた影響力の源は、最高のものを追求しようと惜しみなく犠牲を払ってささげてきた時間と労力です。

成功の指示書

1年で聖書を!
◆ ダニエル書11-12
◆ ユダ
聖書のみことば ヨシュア記1:1-9

 
この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。……そうすれば、……栄えることができるからである。―ヨシュア記1:8

私が手料理、特に新しいレシピに挑戦したとき、家族のリアクションはたいてい「イマイチ」というものです。ところが最近、マカロニとチーズを使った新メニューが大好評でした。すぐに材料と調理法を書き留めて保存しておくことにしました。この「指示書」がないと、再度同じものを作ろうとしても必ず失敗するからです。

パンに勝るもの

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書51-52
◆ ヘブル9
聖書のみことば ヨハネ6:25-36

 
あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからです。―ヨハネ6:26

アイザック・ペニントンは17世紀のクエーカー教徒のリーダーでした。彼は、「主は私に『私によって生きよ』と語られた。つまり、主から受けるものではなく、主のいのちによって生きるように、と教えられたのだ」と語りました。ヨハネ6章には、イエスによって生きていきたいと願った人々が登場しますが、その意味はかなり違っていました。この人たちは、イエスにではなく、イエスに期待する事柄に対して熱くなっていました。イエスが食物を与え、ローマ帝国の圧制からも解放してくれると期待していたのです。