指標とつなぎ柱
過去は未来に向かって進むための指標として用いるべきで、それを「つなぎ柱」にしてはならない、と言う人がいます。私たちは「古き良き時代」の思い出に浸るばかりに、その体験を未来への糧にできないことがよくあります。昔はよかったという懐古の情には、人を引き留める力があって、私たちはみな、その影響を受けやすいものです。
家が恋しい
1年で聖書を!
◆ 創世記16-19
◆ 創世記16-19
聖書のみことば ピリピ1:21-30
私は、その二つのものの間に板ばさみとなっています。私の願いは、世を去ってキリストとともにいることです。実はそのほうが、はるかにまさっています。―ピリピ1:23
息子のスティーブンは、幼い頃に1週間のサマー・バイブル・キャンプに行きました。しばらくすると「クラウダーのママとパパへ」と書かれた手紙が届きました。そこには「お願いだから、今日僕を迎えに来て」とだけ書かれていたのです。手紙が届くには何日も必要で、迎えに行けるのはそれ以上に先のことでしたが、もちろん幼い息子には理解できません。彼は家が恋しくて、パパとママに会いたいとひたすら願いました。子ども心にさぞや辛かったことでしょう。