お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。―マタイ24：3

皆既日食が2009年7月22日に起こると、潮汐力の変動でプレートテクトニクスが境界部を押し上げ、大地震と大津波が日本を襲うと予言した人がいました。それに対して米国地質調査所は、「大地震を予知できた科学者は未だかつていません。予知の方法は分かっていませんし、近い将来に分かる期待もありません」と答えました。

キリスト再臨の日については、さらに多くの偽りの予言がされています。「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます」（マタ24：36）と、キリストがはっきりと言われたにもかかわらずです。キリストは、ご自身の再臨の日について、予想しようとするのではなく、「目をさまし」（42節）「用心」（44節）するようにと、弟子たちに教えられました。　

使徒ペテロは、イエスの再臨について、「主の日は、盗人のようにやって来ます」と警告しています。そして、「あなたがたは、どれほど聖い生き方をする敬虔な人でなければならないことでしょう」と語っています（ペテロ3：10-11）。　

私たちは「祝福された望み、すなわち、大いなる神であり私たちの救い主であるキリスト・イエスの栄光ある現れ」（テト2：13）を待ち望んでいます。そして、その間、神のために生きることにエネルギーを集中しなければなりません。それが、イエスの望んでおられることです。 （C. P. Hia）

キリストの再臨を待ち望もう。そうすれば、キリストの栄光のために生きるだろう。