歌わずにはいられない
◆ 詩篇126-128
◆ Ⅰコリント10:19-33
私は生きているかぎり、主をほめたたえよう。いのちのあるかぎり、私の神に、ほめ歌を歌おう。―詩篇146:2
ロバート・ローリーは19世紀の牧師で、自分にできる最大の貢献は説教だと思っていました。しかし彼の名は、賛美歌やゴスペル音楽によって最もよく知られています。ローリーは500曲以上の賛美歌を作詞したり、作曲したりしました。その中には、「墓の中に」(聖歌172番)「めぐみある主」(聖歌487番)「まもなくかなたの」(聖歌687番)などが含まれています。
ゆっくりという知恵
◆ 詩篇123-125
◆ Ⅰコリント10:1-18
わたしが話していることは、父がわたしに言われたとおりを、そのままに話しているのです。―ヨハネ12:50
姦淫の場で捕えられた女を連れてきて、この女をどうすべきかとパリサイ人たちが尋ねたとき、イエスは身をかがめて、地面に指で何かを書いておられました(ヨハ8:6-11)。何を書いておられたのか、私たちにはわかりません。しかし彼らがしつこく尋ねると、イエスはただひと言、こう言われました。「あなたがたのうちで、罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい」(7節)。この短いお言葉によって、パリサイ人たちは自分の罪と向き合わざるを得なくなりました。そしてひとり、またひとりと立ち去って行ったのです。これは、今日の世界においても耳の痛いみことばです。
日差しを追う人
◆ 詩篇119:1-88
◆Ⅰコリント7:20-40
心のおもむくままに、あらゆる楽しみをした。―伝道者の書2:10
暖かい太陽が降り注ぐ日、ダイアナとデイブは一緒に湖上をジェットスキーで走って楽しみます。けれどもその日は肌寒くて曇っていたので、デイブは誘ってもついてきてくれません。それで、ダイアナはひとりで出かけましたが、とても寒かったので、湖を行ったり来たりして、少しでも日差しのあるところに行こうとしました。しかし、太陽のあたる所にやっと行きついたと思うと、雲が動いて、すぐに日陰になってしまいます。彼女は、こんなことをしても愚かで無駄なだけだと気づいて、日なたを追うのをやめてしまいました。