1年で聖書を!
◆ 詩篇7-9
◆ 使徒18
◆ 詩篇7-9
◆ 使徒18
聖書のみことば 申命記15:7-11
あなたの兄弟のひとりが、もし貧しかったなら、……あなたの心を閉じてはならない。また手を閉じてはならない。―申命記15:7
フランシス・チャンは、著書『クレイジー・ラブ』の中で、ある家族のクリスマスの恒例行事を紹介しています。ロビンソン家のクリスマスの朝はユニークです。クリスマス・ツリーの下にあるプレゼントを夢中になって開くのではなく、パンケーキとコーヒーをたくさん用意してホームレスの人々に配りに出かけます。これは、神が愛情豊かで太っ腹であることを貧しい人たちに示す、独創的で親切な行為です。
神は、この種の気前の良さを持ちなさいと言われます。モーセは申命記15章で、貧困の存在という現実を認めて、貧しくない人たちが、貧しい人たちとどう関わるべきかを説きました。彼は、貧しくない人たちには4つの危険があると警告しています。
第一の危険は「かたくなな心」、つまり、貧しい人々の必要に目を向けないことです(7節)。
第二の危険は「閉じた手」、つまり、貧しい人々の欠乏を補おうとしない手です(7節)。
第三の危険は「悪い考え」、つまり、負債免除の年が近づいているからと、貧しい人々にお金を貸し渋るという考えです(9節)。
第四の危険は、「しみったれた態度」、つまり、自分の周囲にいる貧しい人々を喜んで助けない態度です(10節)。この人たちは、自分本位にならないようにと警告されただけではありません。それ以上に、自ら進んで気前よくしなさいと励まされています(8、10、11節)。
神を信じる人々は、貧しい人々に対して、常に気前良くしなければいけません。私たちの心と手を開きましょう。 (Marvin Williams)
気前の良さは、神のあわれみを経験した心から生まれる。
トピック:
あわれみ