1年で聖書を!
◆ 詩篇43-45
◆ 使徒27:27-44
聖書のみことば Ⅰヨハネ2:1-11

 
神を愛するとは、神の命令を守ることです。―Ⅰヨハネ5:3


教会から帰宅すると母親はコフィーに、「今日は日曜学校で何を教わった?」と尋ねました。コフィーは間髪を入れずに「また、従順!」と答えました。その速さが彼の気持ちを雄弁に語っています。
 

私はコフィーよりずっと年上の大人ですが、神への従順は何度も練習し、繰り返し学ばなければならないことだと思います。気が進まなくても、そうしなくてはなりません。
 

オズワルド・チェンバースは次のように記しています。「主は私に規則を与えておられない。しかし、ご自分の基準は明らかになさっている。もし私と主との関係が、愛に基づいているなら、私はためらうことなく、主のおっしゃることをする…もし、ためらうのなら、私が主と競合する別の誰かを愛しているのだ。はっきり言うなら、それは自分自身だ。」

私たちは主を愛しており、自分以上に主を信頼していることを、従順によって神に示します。アーサー・W・ピンクは、愛とは「行動の原則であり、…愛の対象である者を喜ばせる行動によって、自らを表現する」と語りました。神に従うとは、自分のしたいことや自分の欲しいものを断念し、神に求められたことをする選択を意味します。

神はクリスチャンに従順を求められます。また、イエスは従順を重視されました。イエスは「なぜ、わたしを『主よ、主よ。』と呼びながら、わたしの言うことを行わないのですか」(ルカ6:46)と尋ねられました。また「もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです」(ヨハ14:15)と、私たちの生き方を試されます。 (Cindy Hess Kasper)

神への従順は、神に対する愛の形だ。