1年で聖書を!
◆ 詩篇123-125
◆ Ⅰコリント10:1-18
◆ 詩篇123-125
◆ Ⅰコリント10:1-18
聖書のみことば ヨハネ8:1-11
わたしが話していることは、父がわたしに言われたとおりを、そのままに話しているのです。―ヨハネ12:50
姦淫の場で捕えられた女を連れてきて、この女をどうすべきかとパリサイ人たちが尋ねたとき、イエスは身をかがめて、地面に指で何かを書いておられました(ヨハ8:6-11)。何を書いておられたのか、私たちにはわかりません。しかし彼らがしつこく尋ねると、イエスはただひと言、こう言われました。「あなたがたのうちで、罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい」(7節)。この短いお言葉によって、パリサイ人たちは自分の罪と向き合わざるを得なくなりました。そしてひとり、またひとりと立ち去って行ったのです。これは、今日の世界においても耳の痛いみことばです。
イエスは父なる神のみそばにおられ、すべてを委ねておられたので、「わたしが話していることは、父がわたしに言われたとおりを、そのままに話しているのです」(ヨハ12:50)とおっしゃいました。父なる神とそのような関係にあったら、どれほど良いことでしょう。そうすれば、私たちも神の知恵をもって、物事に応答できるでしょう。
まずは「聞くには早く、語るにはおそく」(ヤコ1:19)というヤコブの勧めに習いましょう。「語るにおそく」の理由は、無知や無関心、小心、罪悪感、恥ずかしさなどではありません。主にあって、主のみこころを静かに求めるので「語るにおそい」のです。
私たちはしばしば、口を開く前にひと呼吸して考えなさい、と言われます。しかし、私たちはその先を行って、常に神の知恵に耳を傾けていなければならないと思うのです。 (David Roper)
神のために話す前に、まず神に耳を傾けなさい。
トピック:
知恵