1年で聖書を!
◆ 詩篇135-136
◆ Ⅰコリント12
聖書のみことば ヨハネ5:31-40

 
あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。―ヨハネ5:39


カール・パーマーは著名な牧師ですが、シアトルパシフィック大学で開かれたクリスチャン・リーダーのカンファレンスで、自身の半世紀にわたる牧会において、礼拝メッセージ作りや信徒教育の土台となったある経験について語りました。

彼は神学生の頃、あるグループの聖書の学びを導きましたが、その参加者に対して聖書のみことばをよく考えるように促していました。パーマー師は言いました。「そこで確信したことは、もし、人をみことばに真摯に向き合わせることができるならば、遅かれ早かれ、みことば自身が、その人の尊敬を勝ち取ります。また、みことばは必ず、その中心であるイエス・キリストを指し示します。そして、その人がイエス・キリストを敬愛するようになるなら、救いはそう遠くはありません。」
 

イエスは「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。それなのに、あなたがたは、いのちを得るためにわたしのもとに来ようとはしません」(ヨハ5:39-40)と、旧約聖書に精通しているのに、イエスには激しく対立していた宗教指導者たちに言われました。

聖書を学ぶときは、探究心と同様に素直な心も大切です。聖書全体がイエスを指し示していると分かったとき、このお方にどう応答するか、各人が決断しなくてはなりません。
キリストに心を開き、キリストの内にいのちを発見するすべての人たちには、すばらしい喜びがあります。
(David McCasland)

文字で記された聖書が、
生ける神のみことばであるキリストに、私たちを導く。