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山上で語る

ある全国紙が、コロラド州のスキー場で毎週キリストを礼拝している十代のスノーボード愛好家の記事を掲載しているのを見て、とても驚きました。『サミット・デイリー・ニュース』紙のキンバリー・ニコレッティ記者は、このティーンエージャーたちの話を伝えて、多くの人の心をつかみました。彼らはスノーボードが大好きです。また、イエスがどのように自分たちの人生を変えてくれたかについて話すのも大好きでした。その陰には、彼らを応援し、どのように神の愛を表せばよいかを教えるユースの伝道団体の存在がありました。

嵐の中の航海

古代アクスム王国は紅海に面したアフリカ大陸の東岸(現在のエチオピア)にありましたが、その国の人々は、季節風の強い風を帆に受けてスピーディな航海ができることを発見しました。激しい風雨を恐れてひるむのではなく、むしろ、嵐の中を航海する術を習得しました。

詩篇107篇は、神は私たちが嵐に見舞われることを止めようとはなさらず、むしろ、私たちが嵐の中を航行できるように助けてくださるという状況を見事なまでに描いています。それは「主が命じてあらしを起こすと、風が波を高くした。…この苦しみのときに、彼らが主に向かって叫ぶと、主は彼らを苦悩から連れ戻された」(25、28節)と述べています。

災難に見舞われたとき、神が助言し、導いてくださることを信じる、というのは聖書のテーマのひとつです。ヘブル人への手紙11章には、信仰を訓練するチャンスだと捉えて困難と向き合い、神の恵みや必要の満たし、また困難からの脱出を体験した人たちが列挙されています。「彼らは、信仰によって、国々を征服し、正しいことを行い、約束のものを得、獅子の口をふさぎ、火の勢いを消し、剣の刃をのがれ、弱い者なのに強くされ、戦いの勇士となり、他国の陣営を陥れました」と語られています(ヘブ11:33-34)。

人生に嵐があるのは避けられません。問題に直面したときの最初の反応は、「ここから逃げ出したい」かもしれません。しかし、神を信頼して、嵐の中を航行する術を教えてくださいと願うこともできるのです。腹をくくって、そのように祈りましょう。

多くの問題

1年で聖書を!
◆ ダニエル書7-9
聖書のみことば ヨシュア記1:1-7

わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。―ヨシュア記1:5

アベリーはサッカーの試合が終わった後、リレイという名の少年にけんかをふっかけられました。先生が止めに入り、ふたりとも校長室に送られました。アベリーは、「当然のことながら、ふたりともひどく叱られた」と言いましたが、この事件から教えられたことは、どのような状況下にあっても、神は一緒にいてくださるということだったとも語りました。

炎の中に立つ

1年で聖書を!
◆ ダニエル書1-3
聖書のみことば ダニエル書3:10-25

私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。―ダニエル書3:17

祖父母のトラックの荷台で毛布にくるまりながら、炎が自分たちの家を焼き尽くす様子を眺めていました。父は、私たち兄弟とペットの子犬を抱きかかえて逃げましたが、その間、私はぐっすり眠っていたそうです。目が覚めて大きな炎を目にしたときは、すでに安全な場所にいました。恐いと感じるには幼すぎて、好奇心でわくわくしていました。

宇宙スカウト

1年で聖書を!
◆ レビ記4-5
◆ マタイ24:29-51
聖書のみことば エペソ6:1-4

 
父たちよ。……[子どもたちを]主の教育と訓戒によって育てなさい。
―エペソ6:4

初期の宇宙飛行士の多くは、少年の頃、ボーイスカウトに所属していました。ボーイスカウトの活動は、少年たちが想像力を膨らませ、目標を達成するために自己節制することをしっかり教え込むことができました。その目標が、宇宙を目指すというとてつもなく大きなことだったとしてもです。

聖書の語る人物

1年で聖書を!
◆ 詩篇135-136
◆ Ⅰコリント12
聖書のみことば ヨハネ5:31-40

 
あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。―ヨハネ5:39

カール・パーマーは著名な牧師ですが、シアトルパシフィック大学で開かれたクリスチャン・リーダーのカンファレンスで、自身の半世紀にわたる牧会において、礼拝メッセージ作りや信徒教育の土台となったある経験について語りました。