夕、朝、真昼、私は嘆き、うめく。すると、主は私の声を聞いてくださる。―詩篇55：17

エンジニアたちが、衛星放送の準備をしていました。衛星とのリンクなど、RBCミニストリーズのラジオ番組は準備万端でした。ところが、まさにアップロードの瞬間、人工衛星の信号が突然途絶えました。彼らは困惑し、再接続させようとしましたが、どうにもなりません。すると、驚くような知らせが届きました。人工衛星が、どこかに行ってしまったのです。突然落下して、もう、そこにはいなかったのです。

神にもこのようなことが起きたのではないだろうか、と思わされることはありませんか。私たちが祈っているのに、何らかの理由で、神がそこにいないと思えるのです。しかし聖書は、神は空から落ちたりはしないと安心させてくれます。神は常に助けてくださいます。私たちの声に耳を傾け、私たちのことを心配してくださいます。

　
ダビデは「夕、朝、真昼、私は嘆き、うめく。すると、主は私の声を聞いてくださる」（詩55：17）と絶望の淵で記しています。どんなときでも、私たちが呼び求めるなら、神は私たちの心の叫びを聞かれます。この事実は、大きな励ましです。ダビデは、祈りを聞いてくださる神を思って、「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる」（22節）と語りました。神は、あなたの願いを叶えてくださらないかもしれません。また、あなたが答えて欲しいときには語られないかもしれません。しかし、神は「夕、朝、真昼…私の声を聞いて」くださいます。いつもともにいてくださいます。
（Bill Crowder）

神はいつでも、ご自分の子どもたちの祈りに耳を傾けてくださる。