イエスのなさったこと
◆ エゼキエル書37-39
◆ Ⅱペテロ2
キリストは、……私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、―Ⅰコリント15:3-4
以前、“WWJD”という言葉がクリスチャンの間で大流行しました。これは「イエスならどうするだろう?」という英文の頭文字です。この文字の入ったブレスレットは、多くの人にとって有益なものでした。イエスのみこころを考えて行動することを忘れないようにと意識させてくれたからです。自らの態度や決断をイエスが示された手本に照らしてみるのは、救い主に栄光を帰する生き方をしたいと思う人たちにとって正しいことです。
あなたの手には何があるか
◆ エゼキエル書35-36
◆ Ⅱペテロ1
主は彼[モーセ]に仰せられた。「あなたの手にあるそれは何か。」―出エジプト記4:2
機会を逃したときにひどく落ち込んだり、将来のことを心配したりする傾向があるなら、自分にこう質問してください。「自分のすぐ前には何があるのだろう。」つまり、今、どのような状況や人間関係が与えられているのかを考えるのです。この質問は、過去を後悔したり、未来を恐れたりすることから意識をそらし、あなたの人生にとって、神がおできになることは何かという点に立ち帰らせてくれます。
アーニーのお別れ
◆ エゼキエル書30-32
◆ Ⅰペテロ4
確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。―Ⅱコリント6:2
コラムニストのミッチ・アルボムは2009年9月30日、ミシガン州デトロイトのフォックス・シアターで、アーニー・ハーウェルのインタビューをしました。ハーウェルは、ラジオのプロ野球番組(主にデトロイト・タイガーズ)の実況アナウンサーとして50年以上も活躍し、アメリカのスポーツ界で最も愛された人物のひとりです。彼は謙虚で優しく、温かいアナウンサーでした。出会ったすべての人の心に、忘れがたい印象を残しました。
主に感謝します
◆ エゼキエル書24-26
◆ Ⅰペテロ2
心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。― 箴言3:5
アナ・アンダーソンは結婚して間もなく、夫を亡くしました。彼女に残されたのは、幼い3人の娘との困窮した生活でした。アナはバージニア州で教師になる教育を受けていましたが、フィラデルフィア市(ペンシルバニア州)の学校で教える資格は持っていなかったので、人の家の洗濯やアイロンがけをしたり、大きなデパートの床掃除の仕事をしたりして生計を立てました。アフリカ系アメリカ人として、しばしば偏見や差別も経験しました。しかし彼女は、チャンスが閉ざされたときでも心から主を信頼し、すべての道に主を認めるなら、主が必ず人生を導いてくださる(箴3:5-6)と信じていました。娘たちにも、神を信頼し、神に従い、いつも感謝しているようにと教えていました。