1年で聖書を!
◆ 哀歌1-2
◆ ヘブル10:1-18
聖書のみことば 詩篇139:1-16

 
私がひそかに造られ、……たとき、私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。―詩篇139:15


昔、常連客が毎日出入りする店を舞台にした、テレビのホームコメディー番組がありました。自分を喜んで迎えてくれる場所、自分が名前で知られている場所、というコンセプトの番組でした。

人はみな、自分の居場所を求めています。しかし、自分の存在に価値や意味があるとはなかなか感じられない、ぎりぎりのところで生きている人たちがいます。時として、子どもたちがそれを経験します。他の子どもたちより成長が早いと「背が高すぎる」、周りの子どもがやせていると「太りすぎ」、勉強がみんなより良くできると「頭が良すぎる」、その逆だと「できが悪い」となります。子どもは人と違うと、馬鹿にされたりいじめにあったりしますが、大人の場合は、みんなと違う人は相手にされないということになるのでしょう。するとその人は、自分は誰の目にも映らない無価値な人間だというふうに感じたりします。
 

しかし、神の目に私たちは、非常に大きな価値があります。私たちの存在はあまりにも尊いので、私たちの罪の代価を支払うために、神のひとり子が遣わされました。こうして私たちは、神と親しい関係を持てるようになりました。人は神に似せて造られました(創1:27)。そして神は、生まれる前から私たちを形づくり、人生の細部にまで介入してくださっています(詩139:1-16)。自分の存在価値に自信があるときも、また、ないときでも、私たちは父なる神に深く愛されています。 (Cindy Hess Kasper)

宇宙を創造された神が、あなたを愛する神だ。