1年で聖書を!
◆ ゼカリヤ書5-8
◆ 黙示録19
◆ ゼカリヤ書5-8
◆ 黙示録19
聖書のみことば 詩篇77:1-14
私は、主のみわざを思い起こそう。まことに、昔からのあなたの奇しいわざを思い起こそう。―詩篇77:11
年末になると、ニュース番組ではよく、一年の主要な出来事を振り返ります。その中には、有名人の成功や失敗、訃報、自然災害、経済問題などがありますが、大きく取り扱われる話題は、その年、最も驚かされた出来事ではないでしょうか。
あなたの場合はどうでしょう。自分の一年を振り返ってみたとき、大きな位置を占めている出来事は何でしょう。思いがけない状況に遭遇して、神に不信感を感じてしまったでしょうか。それとも、そのできごとを通して、神のすばらしさをより深く実感するようになったでしょうか。
詩篇77篇の作者は、自分は神に捨てられたのではないだろうかと、打ちひしがれた心境を綴っています(7-9節)。「主の恵みは、永久に絶たれたのだろうか。約束は、代々に至るまで、果たされないのだろうか」と(8節)。しかし彼は、そのように悩み苦しみながらも、「私は、主のみわざを思い起こそう。まことに、昔からのあなたの奇しいわざを思い起こそう」(11節)と語ります。このように決心した結果、彼は「あなたは奇しいわざを行われる神、国々の民の中に御力を現される方です」(14節)と、神に対する信頼と希望を新たにしていきました。
この一年を振り返って、自分に起こった重要なできごとを書き出してみてはいかがでしょう。大変だったことやがっかりしたことも恐れずに書き出しながら、神が常にともにいてくださったことを思い出してください。信じつつ思い巡らすなら、すべての困難の中に、神のご真実を見いだすことができます。
人生の苦難は、神の誠実さを経験する機会だ。
トピック:
神の誠実さ