1年で聖書を!
◆ 創世記1-3
◆ マタイ1
聖書のみことば 詩篇63:1-8

 
私のたましいは、あなたに渇き、私の身も、あなたを慕って気を失うばかりです。―詩篇63:1


シンガポールのあるホテルが「急行ビュッフェ」を始めました。30分の食べ放題で価格は通常の半額というものです。ある体験者は、こう語りました。「私は無作法に食べ物をどんどん口に詰め込みました。態度も粗暴になって…夜になっても何も食べる気になりませんでした。胸焼けが本当にひどかったのです。」

デボーションをするとき、時々、聖書のみことばの「急行ビュッフェ」をしているのではないかと思います。がつがつ流し込むように食べて、すぐ忘れてしまうのはなぜだろうといぶかったりします。霊的な食べ物も、実際の食べ物と同じようにちゃんと噛まなくてはなりません。クリスチャンになって長い人は、過去に何度も読んだことがある聖書の一節を、さっと読み流してしまう傾向がないでしょうか。そのようにするなら、神が示そうとされている真理を見逃してしまいます。今日の聖書個所から新しく学べないなら、主の教えを見逃している証拠ではないでしょうか。
 

ダビデは詩篇119篇15節に「私は、あなたの戒めに思いを潜め、あなたの道に私の目を留めます」と記していますが、このように主を求めることは正しいことです。神のみことばは、このように扱わなくてはなりません。つまり、じっくりと思い巡らし、熟考することです。

聖書を開いて「急行ビュッフェ」のように読むのはやめましょう。神のみことばは、しっかり瞑想してこそ十分に生かし、霊の健康を保つことができます。

(C.P.Hia)

聖書を読んでも熟考しないのは、噛まずに食べたのと同じことだ。