この方こそ、わが神。私はこの方をほめたたえる。―出エジプト記15：2

ジャックとトリーシャは、夜遅く、病院に向かって車を走らせていました。第二子を出産するためです。しかし、予期せぬ事態になりました。分娩が始まったのです。ジャックは１１９番に電話をかけました。電話に出たのはシェリー・ホワイトでしたが、彼女はすべきことを電話で逐一教え、赤ちゃんが誕生しました。しかし、赤ちゃんは息をしていません。するとシェリーは、ジャックに人工呼吸の仕方を教えました。彼は心を騒がせながらも、6分間人工呼吸を続け、ついに赤ちゃんは産声をあげました。

この難しい状況に対して、冷静に対応できたのはどうしてですかと尋ねられ、シェリーは答えました。「神は夜も働いておられるので、本当に助かります。」
　

神のおかげで良い結果になったことが報道されて、神に栄光が帰されるのは嬉しいものです。今日の聖書のみことばで、神の民はパロから逃れましたが、これが神のおかげであるのは明らかです（出14：26-27）。紅海が両側に分かれました。杖を上げたのはモーセですが、誉れを受けるべきお方は神です。モーセとイスラエルの民は集まり、「主よ。神々のうち、だれかあなたのような方があるでしょうか。だれがあなたのように、聖であって力強く、たたえられつつ恐れられ、奇しいわざを行うことができましょうか」と、神を賛美しました（15：11）。

良いことが起こったなら、神のおかげです。神はあらゆる良いことの源なので、誉められるべきお方です。神をたたえましょう。神が夜も働いておられて、嬉しいですね。

（Anne Cetas）

神が働いておられると分かると、心に歌が生まれる。