1年で聖書を!
◆ 出エジプト記12-13
◆ マタイ16
聖書のみことば 黙示録21:1-4

 
彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。―黙示録21:4


フェイ・ウェルドンは2006年、アレルギー発作で心臓が停止したとき、臨死体験をしたと言います。そのときのことを、イギリスの新聞「デイリー・テレグラフ」のエリザベス・グライス記者に語りました。恐ろしい生き物が、死の門の中に自分を引きずり込もうとする一方で、医者たちが、自分を引き戻そうとしていたというのです。そして言いました。「あれが臨死状態というのなら、同じことは経験したくないわ。それは、本当につらいのよ。」

死を迎える過程は、多くの場合、つらいものです。しかし、キリストを信じているなら、死そのものは恐れる必要がありません。なぜなら、私たちを天国へ連れて行ってくれるのは、死だからです。ヨハネの黙示録には、神と永遠に過ごす素晴らしさが描かれています(21:1-4)。ヨハネは、新しいエルサレムが天からくだって来るのを見ます。エルサレムの都は神の民を表す象徴であり、神の住まわれる場所としても描かれています(詩76:2)。一方で、新しいエルサレムは、人の手では作られていません。新しいエルサレムは、神と神の民が永遠にいっしょに暮らす場所です。痛みや、悲しみ、病気は、もはやありません。
 

私たちは永遠について、あまりよくは知りません。しかし、心や身体にどんな苦しみがあったとしても、クリスチャンであるならば、そのときには、それが失せることは知っています。神と一緒の人生は、最高です。

(Marvin Williams)

天の喜びは、地上の困難にはるかに勝るものだ。