1年で聖書を!
◆ 出エジプト記34-35
◆ マタイ22:23-46
聖書のみことば Ⅰコリント6:12-20

 
あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、……聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、―Ⅰコリント6:19


私の友人のティム・デイビスは、子どもの頃トリニダードに住んでいました。彼は、エリザベス女王が島を訪問したときのことを覚えているといいます。ティムは宣教師の両親といっしょに、女王を歓迎しようと集まった多くの人の列に加わりました。小さな旗を振りながら、一行が通りにやって来るのを見ていました。まず兵士、馬に乗った護衛、そしてリムジンには窓から手を振る女王がいました。ティムは、女王の車が街を去り、すべてが元に戻ってゆくのを見届けました。彼によると「君主が街に来たが、何も変わらなかった」のだそうです。

イエスを救い主として受け入れた人たちには、主が心にやって来られたときがあります。王が、私たちの心に来られたのです。パウロは、私たちのからだは「聖霊の宮」だと述べています(Ⅰコリ6:19)が、この現実から派生的に起こることは小さなことではありません。聖霊が私たちの内に住まわれる目的は、私たちを内面から変えるためです。私たちが内側から変えられ、神に栄光を帰して生きるようになるためです。人との付き合い方、職場での態度、お金の使い方、自分に敵対する人の扱い方など、私たちの生活のすべては「王が私の内に住んでおられる」というすばらしい現実を反映しているべきです。
 

王であるイエスがあなたの心に来られてから、何かが変わりましたか。あなたの周囲の人は、あなたのところに王が来られたのだと分かりますか。それとも、王はあなたの前を通り過ぎただけだったと思われていますか。

(Joe Stowell)

イエスがあなたの内に住まわったなら、世の人たちは永遠の変化に気づくはずだ。